2020年は新型コロナウィルスにふりまわされた1年となりました。2021年2月時点でまだふりまわされていますが…それでもワクチン接種が急速に進められているのであと数カ月でコロナ終息が見えてくると予想しています。さて、皆さんのなかには2020年に計画していた海外旅行をやむなくキャンセルしてしまったひといるのではないでしょうか。今年こそ去年果たせなかった夢を果たしたいと思っているかたいるのではないでしょうか。そんな残念な思いをしたあなたのために2021年に安心していける国をスバッと紹介しちゃいます。とはいっても旅行会社で働いているわけでもない私が世界の何を知っているんだと思われたかたもいると思いますが、私が撰んだわけではありませんのでご安心ください。 ビジネス誌フォーブスが撰んだ国 安全な国 ニュージーランド10万人あたりの感染者数たったの3人100万人中あたりの死者が5人4種類のワクチンへのアクセスが可能総合評価は100点中76.8点 シンガポール100万人あたりの死者が5人総合評価は100点中71.3点 オーストラリア10万人あたりの死者が2人総合評価は100点中70.9点 4位が台湾、5位が中国とつづきます。ちなみに私の住むイギリスは32位と微妙な位置にいます。 危険な国 危険な国のトップ5は以下のとおりです。 メキシコもっとも危ないとされる国はメキシコ。今年の1月にアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領がコロナに感染するというお粗末な事態に。 南アフリカ共和国 コロンビア チェコ アルゼンチン アメリカ疾病予防管理センターが撰ぶ安全な国 アメリカ疾病予防管理センターCentre of Disease Control and Prevention以下CDCとはアメリカのジョージア州アトランタにある保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所です。 CDCは各国を感染状況、死者の数をもとに危険レベルの5段階に位置づけしています。 レベル4(Very high)イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、オランダ、ポルトガルなど レベル3(High)フィリピンなど レベル2(Moderate)香港、インド、韓国、タイ、シンガポールなど レベル1(Low)オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、ベトナムなど レベルUnknown サモア、トンガなど 4がいちばん危険ですが、Unknownというのは情報があまりにも少なく、感染状況するわからない国ということなのでひょっとしたらレベル4よりも危険な可能性もあります。 国があまりにも多いのでここでは日本人がよく行く主要国だけあげています。詳しくご覧になりたい方は下記のリンクでご覧ください。https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/map-and-travel-notices.html 総合的に安全そうな国は フォーブスの記事とCDCが公表している各国の危険レベルから2021年に安心して行ける国はニュージーランド、オーストラリア、台湾の3か国になります。中国はどちらのデータを見ても安全な国として位置づけられていますが、武漢の件がはっきりするまでは渡航はほうがひかえたほうがよさそうですね。注意しなければいけないのは、世界中のひとがニュージーランド、オーストラリア、台湾が安全だと知っているので旅行者が集中してそこでクラスターが起きる可能性もあります。人ごみはなるべく避けることと、頻繁に手を洗う、マスクの着用は徹底したほうがよさそうです。 英国生活サイトからのアドバイス イギリスを含めヨーロッパの国々はまだロックダウン状態にあります。お店もスーパーと薬局以外はどこも営業しておりません。日本と違い時短営業というレベルではなく、完全に営業停止状態です。博物館、美術館などもあいていません。また、コロナに感染するかもしれないという不安を抱えて観光が楽しめるとも思いません。高いお金を払って旅行に行くのでしたら、もう少しお待ちになることを英国生活サイトは強くおすすめします。