「イギリス人は古いものが好き」という印象を持っている人は多いのではないでしょうか?石造りの古民家に住み、ヴィンテージカーを愛し、アンティークの家具に囲まれてティータイムを楽しむ――そんな絵に描いたような“クラシックなイギ …
続きを読む イギリス人は本当に「古いもの好き」?—そのイメージと現実のギャップを読み解く
カテゴリー:英国
日本とは生活様式がちがうイギリス。どんなに大きなバスルームにもトイレがついていたり、キッチンに洗濯機があり音がやたらうるさいし、お湯をわかすケトルというものが沸くのは早いけど音がうるさい、掃除機もダイソン以外は使い物にならない、そんなイギリスで賢く生きていくための情報を逐一提供します。
イギリス人はなぜいつも「イギリス」に不満を持っているのか?若者と政治トークが映し出す「不満国家」のリアル
はじめに:「政治」の話があまりにも日常的すぎる国、イギリス 「最近、イギリスの若者と話したことはありますか?」 もしそう尋ねられて、「はい」と答える人がいたとしたら、きっとその人はこう付け加えるでしょう。 「政治の話ばっ …
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■ 紅茶の国が冷たい理由 〜イギリス式“やさしさ”の終焉〜
ある朝、ロンドンのどんよりと曇った空の下、ニュースアプリをスクロールしていた私はふと手が止まった。「政府、障碍者支援を大幅削減へ」——。ああ、またか。別に驚きはしなかった。だが、驚かない自分に驚く。そう、これは感情の麻痺 …
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【ブレグジット後の目覚め】USAIDが消える世界を想像してみたら、紅茶も苦くなった件
こんにちは、ロンドン在住のジャックです。僕は普通のイギリス人です。紅茶が好きで、BBCの天気予報に文句を言い、パブでビール片手に世界情勢を嘆くのが趣味です。でも先週、ニュースでこんな見出しを見ました。 「USAIDがなく …
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ロンドンの物価はバカ高い――それでも人はなぜ、都市に惹かれ続けるのか?
「ロンドンなんて、カフェラテ1杯で800円だよ」「家賃、給料の半分以上じゃん」「そんなに高いのに、なぜ人が集まり続けるの?」 都市に住んだことのある人なら、こうした声を一度は耳にしたことがあるでしょう。特にロンドンのよう …
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花粉症が激増しているイギリス──その原因と対策とは?
春になると日本では「スギ花粉」の話題が欠かせませんが、実は今、イギリスでも花粉症(hay fever)が急増しています。「イギリスに花粉なんてあるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、近年では日本以上に深刻とも言われるレ …
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ロンドン不動産市場の静かなる危機──なぜ買い手がいないのに価格が下がらないのか?
2025年現在、ロンドンの不動産市場は深刻な「流動性の停滞」に直面しています。表面的には価格が維持されているように見えますが、実際には多くの売り手が物件を手放したがっており、買い手が現れない状況が続いています。この状況は …
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イギリス移民局の実情:コントロール不能の現場とその影響
近年、イギリスにおける移民政策とその運用体制について、深刻な問題が次々と明らかになっています。とりわけ、アフリカ諸国からの移民の審査や管理体制が機能していないという指摘は、国内外で波紋を呼んでいます。 本記事では、イギリ …
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権力を握るのは女性?男性?——イギリスのカップル事情を考える
「男女平等の先進国」として語られることの多いイギリス。しかし、実際のカップル間において“決定権”や“主導権”を握っているのは一体どちらなのだろうか。表面的な男女平等のイメージと、現実のカップル間の力関係にはズレがあるので …
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紳士淑女の国・イギリス:人前でイチャイチャしない、その理由と背景
イギリスという国に抱くイメージのひとつに、「紳士淑女の国」というものがある。整然とした行動、美しい発音、礼儀正しさ。これらのステレオタイプは、実際に現地を訪れると多少のギャップはあるものの、完全な幻想とも言い切れない。 …
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