大文字とアポストロフィの使い方

大文字とアポロストフィの使い方を解説します。
例文から見てみましょう。

India celebrates Independence Day on 15 August.
インドでは8月15日に独立記念日をお祝いする。

Adam speaks English, Arabic and some Persian.
アダムは英語とアラビア語とペルシャ語を話す。

It’s really cold today! They say it’ll snow tonight.
今日はとても寒い。雪が降るらしい。

Jane’s staying at her parents’ house this week.
ジェーンは今週両親の家に滞在している。

大文字の使い方

大文字は文頭や代名詞のIなどに用いられる。その他、曜日、月、祭日などの頭文字は大文字になる。
ただし季節名は頭文字が大文字にならない。

<例文>
His birthday party is on Thursday.
彼の誕生日パーティーが木曜日にある。

Schools are closed at Christmas.
クリスマスは学校が休みだ。

It rains a lot in April and May, but the summer is very dry.
4月と5月は雨が多いが、夏はとても乾燥している。

名前は頭文字が大文字

人の名前、ストリートの名前、惑星の名前、大陸の名前、国名は頭が大文字となります。

<例文>
John Smith has lived on Church Street in Manchester for 20 years.
ジョン・スミスさんは20年間マンチェスターのチャーチストリートに住んでいた。

The Earth is the third planet from the Sun.
地球は太陽系で3番目の惑星だ。

Russia is in both Europe and Asia.
ロシアはアジアとヨーロッパに両方に位置する。

単語がどこかの場所に関連しているもの、たとえば言語、国籍、人や物で特定の場所と関係のあることをあらわす形容詞などは頭が大文字になる。
その他、宗教名や宗教に関連した名詞も頭が大文字になる。

<例文>
Some Canadians speak French.
カナダ人の一部はフランス語を話す。

Londoners eat a lot of Indian food.
ロンドン市民はインド料理をよく食べる。

Most Muslims fast during the day for Ramadan.
イスラム教徒はラマダンのあいだ断食をする。

肩書、タイトル、会社名なども頭は大文字

会社名、団体名、本のタイトル、映画のタイトル、肩書なども頭は大文字となる。
肩書名だが、肩書が人名の前に置かれたら頭は大文字、肩書名が人名のあとや人名がない場合は頭は大文字にならない。(少しわかりにくいので例文を見てください。)

<例文>
Geo Biden the president of America, is visiting President Alvi tomorrow.
アメリカ大統領ジョー・バイデン氏はアルビ大統領を訪問している。
※Presidentというのは肩書名だが、ジョー・バイデンという名前のあとにくる場合は頭のpは小文字で、後半のAlviという人名の前につく場合はPは大文字となる。

The chief executive officer lives in New York.
最高経営責任者はニューヨークに住んでいる。
※このchief executive officerも肩書名だが、人名が入っていないのでcは小文字。

We are reading War and Peace with Ms Ioana, our teacher.
「戦争と平和」をイオアナ先生と読んでいる。

アポストロフィ

アポロストフィとはコンマだが文字の下部ではなく上部につく。使い方は2通り

 2つの単語の組み合わせの短縮 所有を表す

短縮のアポストロフィ

<例文>
It’s raining. (It’s = It is)
雨が降っている。

Don’t worry, it won’t rain. (Don’t = Do not; won’t = will not)
心配しないで、雨は降らない

She can’t drive because she’s broken her leg. (can’t = cannot; she’s = she has)
彼女は運転できない、なぜなら彼女は足を怪我している。

I’d like a coffee, please. (I’d = I would)
コーヒーを下さい。

You’ll be fine. (You’ll = You will)
あなたは大丈夫。

it’s は3つのタイプの短縮の形

それは それは~だった それの
 it is it has  its


<例文>
The dog is chasing its tail.
その犬は自分のしっぽを追いかけている。

Are you sure it’s OK for me to ring you so early?
そんなに早く電話をかけて本当に大丈夫?

It’s rained a lot this week.
今週はたくさん雨が降った。

所有をあらわす

所有をあらわすアポストロフィですが名詞(通常は人、動物、団体)のあとにsと一緒に用いられる。

<例文>
My cat’s favourite toy is a small, red ball.
私のねこのお気に入りのおもちゃは小さな赤いボール。

Sadiq’s parents live in Liverpool.
サディクの両親はリバプールに住んでいる。

South Korea’s economy is growing. 
韓国の経済が成長している。

単数の名詞のあとにつくアポストロフィ

<例文>
Marie’s mother is going to Hong Kong.
マリーの母は香港にいきます。

複数の名詞のあとにつくアポストロフィ

<例文>
The People’s Republic of China
中華人民共和国

My cousin writes children’s books.
私のいとこは子供用の本をかいている。

複数の名詞がsで終わる場合はアポストロフィをsのあとにつける

<例文>
This is a picture of my parents’ house.
これは私の両親の家の絵です。

Our friend’s new car is red. She just got it yesterday.
私たちの友達の新車は赤。彼女は昨日それを買った。

Our friends’ new car is red. They just got it yesterday.
私たちの友達たちの新しい車は赤。彼らは昨日それを買った。

単数の名詞がsで終わる場合はsのあとにアポストロフィとsの「’s」をつける

<例文>
James’s brother-in-law is German.
ジェームスの義理の兄はドイツ人です。

He has a collection of Dickens’s novels.
彼は*ディケンズの小説コレクションを持っている。*チャールズ・ディケンズはイギリスの有名な作家

以上で大文字、アポストロフィの勉強は終わりです。
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