
概要と結論
英語の名詞は 可算名詞(数えられる) と 不可算名詞(数えられない) に分かれます。
- 可算名詞:数えられるもの → 複数形 (s) がつく
- 不可算名詞:数えられないもの → 基本的に複数形なし
可算名詞の特徴と例
特徴
- 数えられる
- a / an がつく
- 複数形 -s をつけられる
例文
- I bought a book.(1冊の本)
- There are three cars in the garage.(3台の車)
不可算名詞の特徴と例
特徴
- 数えられない
- a / an がつかない
- 複数形にしない
例文
- Water is essential for life.(水は生活に不可欠)
- I need some information.(情報が必要)
ヒント:液体・物質・抽象概念は不可算になりやすい。
見分け方のコツ
- 物体として数えられる? → 可算名詞
- 量として扱う? → 不可算名詞
- 可算にも不可算にもなる名詞に注意
- chicken(数えれば「鶏」、不可算なら「鶏肉」)
- paper(数えれば「新聞/レポート」、不可算なら「紙」)
よくある間違い
- 不可算名詞に複数形:× informations → ○ information
- 不可算に a / an:× a water → ○ some water / a glass of water
- 可算・不可算の使い分けを混同:× I bought two breads → ○ two pieces of bread
ミニテスト
次の名詞が可算名詞か不可算名詞か答えてください。
- apple
- milk
- advice
- chair
- bread
解答を見る
- 可算名詞
- 不可算名詞
- 不可算名詞
- 可算名詞
- 不可算名詞(可算にするなら a piece of bread)
まとめ:使い分けのコツ
- 可算名詞:数えられる → 複数形・a/an が使える
- 不可算名詞:数えられない → some / much / a piece of ~ で表現
- 両方になれる名詞に注意(chicken, paper, glass など)
よくある質問(FAQ)
- Q. 不可算名詞に複数形をつけられることは?
- 通常は不可ですが、種類を表すときには複数形になることがあります(e.g., different wines)。
- Q. advice は数えられますか?
- 不可算名詞です。数える場合は「a piece of advice」と言います。
- Q. 可算・不可算は暗記するしかない?
- 基本は暗記ですが、液体・物質・抽象概念は不可算になりやすいと覚えると効率的です。
- Q. 不可算名詞に冠詞 the は使えますか?
- はい。特定のものを指すときには the が使えます(the water in this bottle)。
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