
「イギリスのプディングって、どんな種類があって、どこで食べられるの?」──そんな疑問に答える保存版ガイドです。 人気プディング10選の記事を踏まえ、 現地で外さない名店と、おうちで作れるスティッキートフィープディングの簡単レシピ、さらにFAQまで丸ごと解説します。
イギリスのプディングとは?
英国で“pudding”は広く「デザート」を指す言葉。蒸し菓子だけでなく、焼き菓子、冷たいデザート、フルーツ系まで含みます。日本のプリン(カスタードプディング)は、その一種に過ぎません。
現地で食べるならここ!おすすめ店【ロンドン&各地】
本場の味を体験したい人向けに、伝統的なプディングが評判の実在店を厳選。クラシックからカジュアルまでバランスよくピックアップしました。
1. Rules(ルールズ)|ロンドン・コヴェントガーデン
1798年創業の老舗。伝統のスティッキートフィープディングは、濃厚なトフィーソースとデーツの深い甘みが魅力。クラシックな内装で特別な夜に。
- エリア:Covent Garden(London)
- ジャンル:ブリティッシュ/ゲーム料理/デザート
- 予算目安:£££(デザート£9〜)
- 同伴TIP:ハウスワインやポートと合わせると◎
2. Bettys Café Tea Rooms(ベティーズ)|ヨーク&ハロゲート
英国式ティーの名門。グラスで楽しむトライフルや焼き立てのアップルクランブルが人気。紅茶との相性は言わずもがな。
- エリア:York / Harrogate(North Yorkshire)
- ジャンル:ティールーム/ベーカリー/デザート
- 予算目安:££(デザート£6〜)
- 同伴TIP:アールグレイまたはアッサムで王道ペアリング
3. The Pudding Stop(ザ・プディング・ストップ)|セント・オールバンズ
デザート専門の人気店。季節限定のバノフィーパイや家庭的なブレッド&バタープディングまで、伝統菓子をモダンにアレンジ。
- エリア:St Albans(Hertfordshire)
- ジャンル:デザートバー/ベーカリー
- 予算目安:£(デザート£4〜)
- 同伴TIP:テイクアウトでホテルスイーツに
※営業時間・価格は変動します。訪問前に公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。

おうちで作れる簡単レシピ|スティッキートフィープディング
家庭で再現しやすい分量(2〜3人分)。基本はワンボウルでOK。焼きたてに温かいトフィーソースをかけるのがコツです。
材料(2〜3人分)
- デーツ(なつめやし・刻む) … 100g
- 熱湯 … 100ml
- 薄力粉 … 100g
- ベーキングパウダー … 小さじ1
- 無塩バター … 50g(室温)
- ブラウンシュガー … 50g
- 卵 … 1個
- バニラエッセンス … 少々
トフィーソース
- 無塩バター … 30g
- ブラウンシュガー … 30g
- 生クリーム … 50ml
- (好みで)塩ひとつまみ
作り方
- オーブンを180℃に予熱。小さめの耐熱型にオイル(またはバター)を塗る。
- デーツに熱湯を注いで10分置き、フォークで軽く潰す。
- ボウルでバターと砂糖をクリーム状にし、卵・バニラを加えて混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、デーツを加えてさっくり混ぜる。
- 型に流し、25分焼く(竹串チェックで生っぽさがなければOK)。
- 小鍋でトフィーソースの材料を温め溶かし、焼き上がりにたっぷりかける。
仕上げTIP:バニラアイスやカスタードを添えるとカフェの味。温かいうちがベスト!
アレンジ
- バノフィー風:上にバナナスライス+ホイップ+キャラメルで背徳の甘さ。
- ラムレーズン:デーツの一部をラムレーズンに置換して大人味に。
よくある質問(FAQ)
- Q. 「プディング」と「プリン」は同じ?
- A. いいえ。英国の“pudding”はデザート全般の総称。日本のプリン(カスタードプディング)はその一種です。
- Q. ゴールデンシロップが無いときは?
- A. 蜂蜜+少量のレモン汁で風味を近づけられます。メープルシロップでもOK。
- Q. ロンドンでスティッキートフィープディングを確実に食べたい
- A. ガストロパブのデザート欄に高確率で掲載。観光エリアの老舗(例:Rules)なら定番として提供されます。
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