「Kush(クシュ)」──東アフリカを蝕む“ゾンビドラッグ”の実態と、英国発の都市伝説的陰謀

近年、シエラレオネやリベリア、ギニアなど西アフリカ諸国において“ゾンビドラッグ”として恐れられている合成麻薬「Kush(クシュ)」。その猛威は社会全体を揺るがし、若者たちを精神的・身体的に崩壊へと導いています。しかしここ …
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子どもを犯罪者にしないために──イギリス式プロファイリングが示す「承認欲求」と育児のバランス

はじめに:犯罪者に共通する「強すぎる承認欲求」 犯罪心理学の分野、とりわけイギリスで発展してきた「プロファイリング」は、犯罪者の行動や心理的特徴を分析し、捜査に役立てる手法として知られています。この手法によって得られた知 …
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イギリスでアジア人アスリートが活躍しはじめたのは本当に最近のこと? -スポーツと「見えない疎外」の歴史

はじめに 近年、イギリスのスポーツ界においてアジア系アスリートの活躍が目立つようになってきました。サッカー、クリケット、ボクシング、そしてオリンピック競技においてもアジア系の名前をテレビやニュースで見かける機会が増えてい …
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【特集】ルーシー・レットビー事件とは何だったのか?

英国を震撼させた看護師による連続乳児殺害の全貌 ■ はじめに 2015年から2016年にかけて、イギリス中部チェスターにある病院で不審な乳児死亡が相次ぎました。その中心にいたのが、新生児集中治療室に勤務していた看護師、ル …
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ルーシー・レットビー事件と報道の“笑顔”:メディアに潜む人種バイアスを考える

ルーシー・レットビー事件についての詳細 2023年、イギリス・チェスター病院に勤務していた看護師、ルーシー・レットビーが、新生児の複数殺害に関与したとして有罪判決を受けたこの事件は、医療従事者による極めて凶悪な犯罪として …
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イギリス人は本当に「古いもの好き」?—そのイメージと現実のギャップを読み解く

「イギリス人は古いものが好き」という印象を持っている人は多いのではないでしょうか?石造りの古民家に住み、ヴィンテージカーを愛し、アンティークの家具に囲まれてティータイムを楽しむ――そんな絵に描いたような“クラシックなイギ …
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イギリス人はなぜいつも「イギリス」に不満を持っているのか?若者と政治トークが映し出す「不満国家」のリアル

はじめに:「政治」の話があまりにも日常的すぎる国、イギリス 「最近、イギリスの若者と話したことはありますか?」 もしそう尋ねられて、「はい」と答える人がいたとしたら、きっとその人はこう付け加えるでしょう。 「政治の話ばっ …
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■ 紅茶の国が冷たい理由 〜イギリス式“やさしさ”の終焉〜

ある朝、ロンドンのどんよりと曇った空の下、ニュースアプリをスクロールしていた私はふと手が止まった。「政府、障碍者支援を大幅削減へ」——。ああ、またか。別に驚きはしなかった。だが、驚かない自分に驚く。そう、これは感情の麻痺 …
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【ブレグジット後の目覚め】USAIDが消える世界を想像してみたら、紅茶も苦くなった件

こんにちは、ロンドン在住のジャックです。僕は普通のイギリス人です。紅茶が好きで、BBCの天気予報に文句を言い、パブでビール片手に世界情勢を嘆くのが趣味です。でも先週、ニュースでこんな見出しを見ました。 「USAIDがなく …
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ロンドンの物価はバカ高い――それでも人はなぜ、都市に惹かれ続けるのか?

「ロンドンなんて、カフェラテ1杯で800円だよ」「家賃、給料の半分以上じゃん」「そんなに高いのに、なぜ人が集まり続けるの?」 都市に住んだことのある人なら、こうした声を一度は耳にしたことがあるでしょう。特にロンドンのよう …
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