イギリスの労働市場では、従業員が「不当解雇」から法的に保護されるのは、なんと2年以上働いてからである。つまり、最初の2年間は会社の気分次第でポイ捨て可能という素晴らしいシステムが整っているのだ(もちろん例外もあるが)。 では、この2年という魔法の壁を超えた後、労働者は本当に守られるのだろうか? それとも単なる気休めなのか? 今回は、イギリスの「不当解雇制度」の実態を皮肉たっぷりに深掘りしていく。 2年経てば安心? いやいや、それは幻想です イギリスの法律では、従業員が2年以上働くと「不当解雇」から保護されることになっている。しかし、これを**「安心」と考えるのは甘すぎる**。 なぜなら、 つまり、2年以上働いても「会社に都合のいい従業員」でない限り、あなたの雇用は風前の灯火だ。 では、不当解雇の訴えを起こすと何が起こるのか? 労働裁判所に訴えたらどうなる? 「不当解雇だ!」と感じたら、労働裁判所(Employment Tribunal)に訴えることができる。勝訴すれば、以下のような「救済措置」を受ける可能性がある。 ただし、ここで重要なポイントがある。 では、そんな環境でも働き続ける強者はいるのだろうか? 会社を訴えたのに、そのまま働き続ける猛者たち 「労働裁判所に訴えたのに、まだ会社に居座る人なんているの?」と思うかもしれないが、意外といる。 どうしてそんなことが起こるのか? 特に公共部門や大企業では、労働規則が厳格なので、意外と「訴えたけど職場に残る」パターンが発生する。 「会社を訴えたけど辞めない」メンタルはどこから来るのか? 職場に戻った後、同僚たちの視線は冷たくなることが多い。しかし、そんな環境でも「気にしない」「むしろ開き直る」強者が存在する。 「法的に守られている」という安心感があれば、職場の雰囲気が最悪でも気にしないメンタルが鍛えられるのかもしれない。 まとめ:イギリスの不当解雇制度は「勝っても地獄、負けても地獄」 イギリスの不当解雇制度は、一見「労働者を守る仕組み」のように見える。しかし、実態は次のようなものだ。 要するに、「労働者は守られている」という幻想を持たせるためのシステムなのだ。 結局のところ、本当に強いのは法律ではなく、「クビになっても困らないくらいのスキルと人脈を持っている労働者」 だということだ。 イギリスで働くなら、この事実をしっかり理解しておく必要がある。