ロンドンのドレスコードと「子どもお断り」事情を解説
イギリスには「階級社会」「格式を重んじる国」というイメージがあります。
では現代のイギリス、特にロンドンでは今も“見た目”で人を判断する文化が強いのでしょうか?
さらに、
- ロンドンのレストランやバーに今でもドレスコードはあるのか?
- 子どもが入れないレストランは本当に存在するのか?
この3点について、現代事情をわかりやすく解説します。
① イギリスは今でも人を見た目で判断する?
■ 結論:昔ほどではないが、「第一印象文化」はある
イギリスは歴史的に階級意識が強い国でした。
出身校、話し方(アクセント)、服装などが社会的背景を示すサインとされてきました。
しかし現代のロンドンは――
- 多民族・多文化都市
- ファッションも極めて多様
- スタートアップ文化やクリエイティブ産業の台頭
といった変化により、「服装=身分」という価値観はかなり薄れています。
とはいえ、完全になくなったわけではありません。
■ 今も残る“イギリスらしさ”
- TPOを強く意識する文化
- きちんとした服装は礼儀とみなされる
- アクセント(話し方)で社会的背景を推測されることはある
つまり、「見た目で差別する」というよりも
“場にふさわしいかどうか”を重視する文化と言えるでしょう。
② ロンドンのレストランやバーにドレスコードはある?
■ 普通のお店 → ほぼ自由
ロンドンの多くのレストラン、カフェ、パブでは
- ジーンズOK
- スニーカーOK
- カジュアルな服装で問題なし
観光客も多いため、かなり寛容です。
■ 高級レストランやホテルは別
例えば:
- The Ritz London
- Claridge’s
のような伝統的高級ホテル内レストランでは、
- 男性:ジャケット必須(ネクタイ推奨)
- スポーツウェア禁止
- サンダル不可
などのドレスコードが明確にあります。
一方で、
- Dishoom
- Flat Iron
のような人気カジュアル店では服装制限はほぼありません。
■ ナイトクラブはやや厳しめ
- Cirque le Soir
- Tape London
などの高級クラブでは、
スニーカーや過度にカジュアルな服装は入店拒否されることがあります。
👉 ロンドンでは「どの店に行くか」で基準が変わります。
③ 子どもが入れないレストランは本当?
■ 法律上のポイント
イギリスでは基本的に:
- レストランが子どもを全面禁止する法律はない
- ただし、酒類販売が中心のバーでは制限あり
■ パブの歴史
実は1990年代半ばまで、一部地域では
14歳未満がパブに入れないというルールがありました。
現在は大きく緩和され、
多くのパブがファミリー歓迎になっています。
■ それでも「実質的に入りにくい店」はある
- 夜遅いバー
- カクテル専門の大人向けバー
- 静かな高級レストラン
では、
- 子ども入店を断る
- ベビーカーを遠回しに断られる
- 夜8時以降は不可
というケースもあります。
特に高級店では、
「雰囲気維持」を理由に事実上“子ども歓迎ではない”店は存在します。
🇬🇧 結論:イギリスは「排他的」よりも「場を重んじる国」
✔ 見た目で極端に差別されることはほぼない
✔ ただしTPOはとても重要
✔ カジュアル店は自由
✔ 伝統・高級店は今も格式を重んじる
✔ 子どもは基本OKだが夜の大人向け店は注意
ロンドンは世界でも最も多様性の高い都市の一つです。
ですが同時に、「伝統」と「礼儀」を今も大切にする文化も残っています。
訪れる際は、
“その店の雰囲気に合わせる”ことが最もスマートな振る舞いと言えるでしょう。










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