現地不動産会社に無視されず内見の予約を勝ち取る方法

最近、メールで賃貸物件選びに関しての質問を受けます。
内容はというと、賃貸物件の選び方や現地不動産会社への問い合わせ方法等です。
よくよく話を聞いてみると、日系不動産会社が扱っていないエリアの賃貸物件を探しているとのことです。
勤め先や大学の近くに住みたいが日系不動産会社が扱っていないエリアなので、現地不動産会社とのやりとりをどうすればスムーズに行くのか等の質問が多数を占めています。
そこで今日は現地不動産会社に連絡をとって無視されない方法や、内見をすっぽかされない方法をお教えします。

内見の予約を勝ち取る

まずは、Rightmoveで気になる物件を見つけましたら、

Rightmove右側にあるRequest detailsに進んでください。
名前、連絡先を記入していただくのですが、名前を記入する際には必ず頭文字は大文字で記入してください。
ダメな例 sato taro
良い例 Sato Taro
何故かと言いますと、英国人は名前をすべて小文字で記入していると英語があまり通じない人だと思い、メールの問い合わせの返信を後回しにする傾向があります。
電話番号ですが、日本の番号を入力する際は日本のカントリーコード+81と頭につけて、最初の0を抜かした番号を記入してください。
+81をに入れることで国際電話をかけてもいいのだと思ってくれるのと、真剣に物件を探しているのだということが相手側に伝わります。
Postcodeに関しては、6桁の数字を何でもいいので入力してくださ。
いちばん重要な項目は最後のYour message です。

Optionalというのは必須項目ではなく任意なのですが、これを空欄で送信しても120%の確率で返信は来ません。
ここに入力する内容で今後の物件探しが決まってくると言っても過言ではありません。
では、一体ここには何を入力すればいいのでしょうか。
正解は、不動産会社が知りたがっていることです。
間違っても質問などは記入しないでください。
以下の内容を記入しておけば120%の確率で返信が来ますし、内見の予約もとれます。

  • 家族構成
    記入の仕方としては、大人2名、子ども2名のような感じです。
    英語で書くと、two adults, two children (3yr, 6yr)
    カップルの場合は、We are a married couple で、結婚していない場合はWe are a coupleでOKです。
  • 職業と年収
    自分が何をしているのか、そしてパートナーは何をしているのかを簡潔にわかりやすく記入します。
    例えば、あなたが銀行で働いているとします。その場合は、 I work for Japanese Bank and been job transferred from Tokyo to Londonのような感じです。
    給料も記入してください。
    英国は年俸制なので、年収がいくらかを記入してください。
  • 入居希望日
    これも必ず記入してください。
    何故かといいますと、物件が現在空室の状況なのに、入居予定日が2カ月後と記入しても返信は来ません。
    Available dateを必ずチェックして、その日に近ければ近いほど良です。
    Available dateより前の日もNGです。
  • 滞在予定期間を記入してください。
  • ペットの有無を記入してください。
  • 家具のリクエスト等の記入はしないでください。
  • 「連絡ください」のようなコメントの記入は控えてください。
  • 名前はメッセージ欄には記入しないでください。
  • 家賃交渉は絶対しないでください。

英国の現地不動産会社に無視されないように頑張って良質な物件を見つけてください。

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