許可と禁止と義務

助動詞を使った許可と禁止と義務について解説します。
まずは例文から見ていきましょう。

You can put your shoes and coat over there.
向こうに靴とコートを置いてもいいですよ。

You can’t leave your bike there.
そこに自転車を置いてはいけません。

I must call the electrician and get that light fixed.
電気技師をよんでライトをなおさないといけない。

You mustn’t worry about me. I’ll be fine.
私のことは心配しなくていい、私は大丈夫。

You have to have a licence to drive a car.
運転するには免許が必要だ。

You don’t have to have a licence to cycle on the roads.
サイクリングするのに免許は必要ない。

許可

canを使って許可を得る

<例文>
Can I sit here?
ここに座ってもいい?

You can use my car if you like.
私の車使いたいなら使っていいよ

Can I make a suggestion?
提案してもいいですか?

couldを使って許可を得る(canより少し丁寧な言い方)

<例文>
Could I ask you something?
聞きたいことがあるのですが。

Could I interrupt?
中断してもよろしいですか?

Could I borrow your pen for a moment, please?
少しだけペンを貸してください。

mayを使って許可を得る(とても丁寧な言い方)

<例文>
May I see your passport, please?
パスポートを見せていただけますか?

Customers may request a refund within a period of 30 days.
お客様は30日以内に返金をリクエストできます。

These pages may be photocopied for classroom use.
これらのページは教室で使う用にコピーする。

禁止

can’tを用いルールに背いた行為を禁止する

<例文>
What does this sign say? Oh, we can’t park here.
この標識に何て書いてある?あ、ここに駐車はできない。

You can’t take photos in the museum. They’re really strict about it.
博物館内では写真撮影できない。本当に厳しいルールだ。

Sorry, we can’t sell knives to under-18s.
すみません、18歳以下の人にはナイフは販売できません。

must not/mustn’tを用い厳しいルールに背いた行為を禁止する

法律などで定められていることや許可を得ていない行動に対してmust notを用いる。

<例文>
Visitors must not park in the staff car park.
来訪者はスタッフ専用駐車場を使ってはいけない。

Baggage must not be left unattended.
手荷物を置き去りにしてはいけません。

Guests must not make noise after 10 p.m.
来客者は夜10時以降うるさくしてはいけません。

mustn’t は会話のなかに用いられる。

(Parent to child) You mustn’t say things like that to your sister.
(親が子供へ)妹にそんなことを言ってはいけません。

(Teacher to student) You mustn’t be late to class.
(教師から生徒へ)授業に遅れてはいけません。

I mustn’t let that happen again.
二度とそんなことがあってはならない。

義務

have toは軽い義務、~しなければいけない

<例文>
We have to wear a uniform when we’re working in reception.
私たちは受付で働くときは制服を着なければいけない。

(Student to teacher) When do we have to hand in our homework?
(生徒から教師へ)宿題はいつ提出すればいいのですか?

Al has to work tomorrow so he can’t come.
アルは明日働かいないといけない。だから彼は来れない。

Mustは絶対の義務、必ずしなければいけない

I must phone my dad. It’s his birthday today.
父に電話をしなければいけない。今日は彼の誕生日だ。

(Teacher to student) You must hand in your homework on Tuesday or you will lose ten per cent of your mark.
(教師から先生へ)火曜日に必ず宿題を提出しなければいけない、さもなければあなたの評価の10%を失うことになる。

(Sign on a plane) Seat belts must be worn by all passengers.
すべての乗客はシートベルを閉めないといけない。

mustは過去形の義務を表すときには使わずhave toを用いる

I had to pay £85 to renew my passport last week.
先週、免許の更新に85ポンド支払わなければいけなかった。

 

義務ではない

don’t have toはやりたくなければ別にやらなくてもいいという表現に用いる

You don’t have to wear a tie in our office but some people like to dress more formally.
私たちのオフィス内では別にネクタイをしめなくてもいい。でも、何人かの人は好きで正装している。

You don’t have to go to the bank to do a transfer. You can do it online.
送金するのに銀行へ行く必要はない。オンラインでできる。

You don’t have to come with me, honestly. I’ll be fine!
別に私についてこなくていい。私は大丈夫。

以上で許可、禁止、義務の解説は終了です。

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