ニュースから読み取るイギリス人の国民性

紳士の国で知られるイギリスだが本当にそうなのでしょうか。EU離脱、新型コロナウィルス感染拡大と近年イギリスに関しての明るいニュースはあまりありません。世界からどのように見られているかをあまり気にしないのがイギリス人のいいところでありわるいところでもあると私は思っています。 EU離脱 そもそもEU離脱の話はここ数年ではじまったことではありません。1983年の総選挙の際に労働党はイギリスの欧州連合(EU)からの離脱をマニフェストとしてかかげていました。つまりイギリスは過去37年間ユーロからの脱退を考えていたのである。ヨーロッパからの移民のせいでイギリス人が仕事にありつけなくなっているというのは半分は被害妄想で半分は事実です。ただ、イギリスがEUのメンバーになったことで受けられた恩恵もかなりあります。たとえばスーパーにならんでいる食料品。現在イギリスの食料品の80%はヨーロッパやアフリカからの輸入でまかなわれているといわれています。しかも安い値段で。それはEUのメンバーだからであることはいうまでもありません。今回の離脱の条件でこの自由貿易は継続することになったのでよかったものの、もしこの自由貿易がなくなったらイギリスは超インフレになっていたことでしょう。そんなことも想定せずヨーロッパ人が目ざわりだからEUを脱退するべきだと言いつづけてきたのです。 イギリスが世界中のメディアからとりあげられた最近のニュース 1.イギリス人観光客スイスからの自主隔離要請を無視 スイスのスキーリゾート地ベルビエを訪れていたイギリス人観光客に対しスイス当局は新型コロナウィルスの変異種感染拡大をおそれホテルにて10日間の自主隔離を要請した。しかし翌日400人あまり滞在していたイギリス人観光客のうち200人が無断でホテルから立ち去っていた。 2.クリスマスの日にシドニーのビーチでパーティー 12月25日シドニーのブロンテビーチ。100人ちかいイギリス人バックパッカー(旅行者、長期滞在者を含む)がパーティーをして騒いでいたところ地元警察にすぐに解散させられた。クリスマスの数日前オーストラリアでもイギリス人観光客から新型コロナウィルスの変異種が見つかるというニュースが流れた直後だったので多くのオーストラリア人が自粛していた矢先の出来事です。オーストラリア当局はこういった外国人の非常識な行動に対し今後は強制送還もやむをえないと公式に発表しました。 イギリスで最近また新型コロナウィルスの感染が増えてきたがおそらく上のようなまわりからどう見られてもいいという精神的な強さが感染拡大に拍車をかけていることは間違いないと思う。