
こんにちは、今日はちょっと重い話をします。
今、世界中のニュースを騒がせているイスラエルとイランの軍事衝突。SNSでもニュースでも「どっちが悪い」「正義はどこにある」みたいな議論が溢れていますよね。
でも、僕はこう思うんです。
正義とか間違いとかは後から作られるものであって、実際に国が動くのは「カネになるかどうか」。
厳しいけど、これが資本主義の本音です。
◆ アメリカが味方する国=儲かる国
アメリカやイギリスがイスラエルを全力で支持してるのは、単純に「民主主義を守るため」なんかじゃない。
イスラエルって、世界でもトップクラスの軍事・IT・サイバー分野のスタートアップ天国で、米国企業とがっつり取引してるし、兵器も買ってくれるし、投資先としても超優秀。
つまり、**「ちゃんとお金を落としてくれる国」**なんです。
逆に、イランはどうかというと…
経済制裁で企業はほとんど撤退してるし、石油利権も面倒な政治が絡んでうまく回らない。要するに、**「金にならない国」**というのが西側の認識。
◆ 「税金払わないなら、爆弾落とす」
これ、ショッキングな言い方かもしれないけど、僕は資本主義ってそういう側面があると思ってます。
つまり、
- 国内外の企業が投資してくれて、
- 自国にも税金を落としてくれて、
- 長期的に経済的な見返りが期待できる相手
だったら、戦争が起きそうでも全力で守る。
逆に、リターンがない国なら、爆弾を落としても痛くない。
むしろ「脅威だから排除しよう」って話になる。
これは冷戦時代から何も変わっていません。いや、今の方がもっと露骨かも。
◆ 「どっちが正しいか」は重要じゃない
イランが悪いとかイスラエルが正しいとか、そういう話をしたいんじゃなくて、
「国際社会が誰を助けるか」の基準って、結局将来の利益が見込めるかどうかなんですよね。
この現実を理解せずに「なぜ助けないのか」「なぜこっちだけ支援するのか」と言っても、虚しくなるだけです。
◆ 生き残るには「価値のある存在」になるしかない
国家って、究極的には企業と同じなんじゃないかって思います。
- 投資される国は守られる
- 利益がない国は見捨てられる
- 信頼される国は未来を買ってもらえる
つまり、「お金を動かす力」が国の生存戦略の鍵。
だからこそ、税金を集めて軍事や技術に再投資して、世界の経済の中でちゃんとポジションを持つ──これが本当に必要なことなんだと思います。
◆ 最後に:正義は後から物語にされる
戦争が起きたとき、よく「正義の味方」と「悪の国」みたいなフレームで語られがちだけど、
冷静に見ると、だいたい**「金になる方」が正義になってる**だけだったりする。
それってちょっと悲しいけど、ある意味すごく現実的で、だからこそ僕たちは「なぜ支援される国とされない国があるのか」を、もっと冷静に考えるべきなんじゃないかなと思います。
📌 あなたはどう思いますか?
「それでも正義を信じたい」という意見も歓迎です。コメントでぜひ聞かせてください。
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