イギリスに住んでいると、体調を崩したときに「日本の薬がないけど、代わりに何を買えばいいの?」と困ることがありますよね。このページでは、イギリスの薬局やスーパーで処方箋なし(Over the Counter: OTC)で買える薬を、日本でお馴染みの症状別にまとめました。 ⚠️ 注意:以下は一般的な情報であり、医療専門家の診断・処方を代替するものではありません。持病がある方、妊娠・授乳中の方、お子さま、高齢の方は必ず薬剤師に相談してください。 症状別 頭痛・発熱・痛み 風邪・インフルエンザ症状 アレルギー・花粉症 のどの痛み・口内炎 胃もたれ・胃酸逆流 下痢 便秘 乗り物酔い 皮膚のかゆみ・湿疹 創傷・消毒 口唇ヘルペス 女性の悩み(膣カンジダ) 目の充血・花粉症結膜炎 水虫(足白癬) 薬局で使えるフレーズ 安全に使うためのポイント どこで買える? 一部の薬は 薬剤師対面販売(Pharmacy medicine, “P”) で、レジで相談すると出してもらえます。 困ったときの連絡先 よくある質問(FAQ) Q. 日本の薬を持ち込んで使ってもいい?A. 成分や用量が異なる場合があります。併用は避け、英語ラベルで成分重複を確認してください。 Q. 風邪薬はどれを選べばいい?A. 発熱・痛みにはParacetamol、鼻づまりにはSudafedなど、咳は乾性か去痰かで成分を選びます。複合薬は便利ですが成分の重複に注意。 Q. 子ども用は?A. Calpol(Paracetamol)やNurofen for Children(Ibuprofen)など、年齢や体重に合わせた専用製品を使用しましょう。 まとめ イギリスでも市販薬の選択肢は豊富ですが、日本と商品名が異なるため有効成分名を意識すると安心です。症状が重い、長引く、自己判断に不安があるときは迷わず薬剤師や医師に相談してください。 👉 この記事を保存しておくと、体調を崩したときにすぐ役立ちます。
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日本とは生活様式がちがうイギリス。どんなに大きなバスルームにもトイレがついていたり、キッチンに洗濯機があり音がやたらうるさいし、お湯をわかすケトルというものが沸くのは早いけど音がうるさい、掃除機もダイソン以外は使い物にならない、そんなイギリスで賢く生きていくための情報を逐一提供します。
競争を忘れた国の行き着いた先 ― イギリス教育の代償
「勝つことがすべてではない」。この言葉は一見すると、きわめて正しい響きを持っている。勝敗に一喜一憂せず、人間としての尊厳を守り、互いに思いやる姿勢を育む。それは教育の理想の一つであるに違いない。だが、イギリスが長年にわたりこの方針を徹底してきた結果、果たして社会に何が残ったのだろうか。 学校では競争が排除され、子どもたちは「順位」を突きつけられることも、「負ける」痛みを知ることもないまま育った。努力して頭一つ抜け出すよりも、仲間と並んで歩くことが尊ばれた。もちろん、その環境で救われた子どももいただろう。しかし、その「やさしさ」が大人になった時、彼らを守ってはくれなかった。なぜなら、社会は学校よりもはるかに苛烈な競争の場だからだ。結果を出した者だけが昇進し、弱い者は仕事を失う。市場の論理は容赦なく個人に突きつけられる。そこに「勝つことがすべてではない」と慰めてくれる教師もいなければ、配慮してくれるカリキュラムも存在しない。 やがて現場での現実に直面したとき、彼らは戸惑った。上司に厳しく叱責されると、それを「人権の侵害だ」と受け止めた。競争に負けることは「自分が劣っている」のではなく「制度が不公正だから」だと解釈した。景気が良かった頃、企業はそれを受け流し、従業員に歩み寄る余裕を持っていた。しかし不況の波が押し寄せると、事情は一変した。努力の伴わない要求は切り捨てられ、多くの人々は仕事を失い、生活保護に頼らざるを得なくなった。 そのとき、矛先は思わぬ方向へと向かう。移民である。「自分が正当に評価されないのは移民のせいだ」と。自分たちは本来優秀であるはずなのに、移民の存在がその事実を隠しているのだ、と。そうした虚構の物語に身を置くことで、彼らは現実から目を逸らし続けた。だが、社会の病理は外から来た誰かのせいではない。問題の根は、長年「競争」を忌避してきた教育と、それに甘んじてきた自身の内にこそある。 もちろん、競争主義一辺倒の教育が人を幸せにするわけではない。勝つ者は誇りを得るが、敗者は深い挫折を抱える。だが、人は負けを知ることで初めて立ち上がる術を学ぶ。叱責に耐えることで強さを育む。努力して成果を勝ち取ることで、自らの存在を肯定する。そうした経験を奪われたとき、人は社会の現実にあまりに無防備なまま放り出されてしまうのだ。 いま必要なのは、誰かが率直に伝えることだろう。「勝つことはすべてではない。しかし努力せずに生き残れる社会も存在しない」と。イギリス社会がいま直面しているのは、教育の理念が現実に耐えられなかったことの帰結である。やさしさだけでは人を育てることはできない。むしろ痛みや困難と出会わせることこそが、人を強くする。 教育は人を守るためにある。しかし現実を直視させない教育は、結局のところ、その人を最も危うい場所に立たせる。いまのイギリスが示しているのは、その厳しい真実なのである。
英国生活サイトが今最も注目するイギリス出身のサッカー選手:デクラン・ライス
プロフィール キャリアの歩み ユース期からウエストハムでの成長 2022-23シーズンには、ウエストハムを UEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグ 優勝に導き、自身も大会最優秀選手に選ばれています。 ライスは子どもの頃、チェルシーのアカデミーでサッカーを始めました。14歳でウエストハム・ユナイテッドのユースに移籍し、そこで着実に力をつけます。2017年にはトップチームでデビューし、若手ながらも存在感を発揮。やがてキャプテンとしてチームを牽引しました。 アーセナルへの移籍と現在 2023年7月、ライスはアーセナルへ移籍。移籍金は1億ポンドを超える規模で、イングランド人選手として歴代屈指の高額移籍となりました。加入後は中盤の要として活躍し、守備面だけでなく試合の組み立てや攻撃への貢献でも高く評価されています。 国際舞台での活躍 ライスはアイルランドとイングランドの代表資格を持っていましたが、2019年にイングランド代表を選択。以降はユーロやワールドカップに出場し、代表の中心選手として成長しています。2024年時点でイングランド代表として60試合以上に出場し、国際舞台でも欠かせない存在です。 プレースタイルと特長 最新のハイライトと今後の期待 アーセナルではプレミアリーグ、チャンピオンズリーグで活躍し、ゴールやアシストでも存在感を示しています。イングランド代表でも中盤の軸として、今後の国際大会で優勝を狙うチームに欠かせない選手です。 結びに デクラン・ライスは「守備的MF」の枠を超えた万能型の選手です。守備力、展開力、そしてリーダーシップを兼ね備え、クラブと代表の双方で不可欠な存在。今後も彼の成長と活躍から目が離せません。 今季プレミアリーグ順位をチェック
差別主義的な抗議デモが示すイギリスの危機
「移民排斥」がもたらす経済への負の連鎖 ロンドン中心部で開催された反移民を掲げる大規模デモは、イギリスが抱える深刻な矛盾を改めて浮き彫りにした。参加者たちは「移民が我々の生活を脅かしている」「国を取り戻せ」と声を上げたが、その主張は事実に基づいたものではない。むしろ、こうした排外的な運動こそが、イギリス経済の基盤を揺るがし、社会全体を衰退へと導く要因となりつつある。 ここで注目すべきは、デモの規模そのものよりも、その主張の危うさだ。デモ参加者たちは自らを「国を守る愛国者」と位置づけているが、実際には国を支える人材を排除しようとする行為は、自国の経済力を弱め、財政を逼迫させ、国際的な評価を大きく損なう行為にほかならない。 不正規移民を「過大評価」する世論 イギリス国内では、「ボートで押し寄せる不法移民が国を食い潰している」という言説が繰り返し流布されている。確かに、2025年6月までの1年間で小型ボートを用いた不正規入国は約43,000人に達し、前年よりも増加した。政府もこの数字を繰り返し強調し、あたかも不法移民こそが経済悪化の主因であるかのように語ってきた。 しかし、冷静に統計を精査すれば、その実態は大きく異なる。不正規移民による財政負担は確かに存在する。宿泊費や審査・収容・送還の費用など、2023/24年度で総額約54億ポンドに達した。ホテル利用だけで年間30億ポンド近い支出が発生しており、1人あたりに換算すると年間4万〜5万ポンド規模のコストが生じている計算になる。これだけを見れば「莫大な負担」と言えるだろう。 だが重要なのは、これはあくまで局所的・制度的な非効率による出費であるという点だ。政府がホテル宿泊に依存し続け、審査を迅速に処理できないことこそがコストを膨張させている。つまり、移民そのものではなく、対応体制の不備が財政負担を増やしているのである。 正規移民がもたらす莫大な経済効果 一方で、正規のビザを所持してイギリスに滞在する移民たちの経済貢献は、しばしば過小評価されている。実際のデータは明確だ。 これを合算すれば、例えば年間30万人の技能移民が流入した場合、純貢献は約48億ポンドに達する計算となる。これは不正規移民対応に要するコストとほぼ同規模であり、さらに長期的には何倍もの利益として積み重なる。 排外デモがもたらす負の連鎖 こうした事実を前にすれば、本来ならイギリスは移民を「経済的パートナー」として迎えるべきである。ところが、街頭に繰り出したデモ参加者たちは、移民を「生活を奪う存在」と断じ、社会から排除しようとしている。 問題は、こうした排外的メッセージが海外からの人材流入を萎縮させる効果を持つことだ。日本を含む多くの国の優秀な人材は、すでにイギリスの将来に不安を抱き始めている。「自分たちが差別的に扱われる可能性がある国には行きたくない」と考える若手研究者やITエンジニアは増え、他国、特にカナダやオーストラリアへと流出している。 その結果、イギリスは税収を生むはずの人材を失い、産業の国際競争力を低下させる。教育分野でも、留学生の流入減少は大学財政を直撃し、研究の国際的地位を揺るがす。こうした「目に見えない損失」は、デモ参加者たちが恐れる「移民による負担」をはるかに上回るものとなる。 国際的評価への打撃 経済だけではない。反移民デモの映像や報道は瞬く間に世界へ広がり、イギリスの国際的イメージを大きく損なっている。多文化共生を掲げる西欧諸国の中で、「移民排斥を叫ぶ国」というレッテルは、外交や国際ビジネスにも悪影響を及ぼす。観光や投資、研究交流において「人種差別主義国家」と見なされるリスクは計り知れない。グローバル経済の時代において、この reputational damage(評判の損失)は、数値化が難しいながらも甚大なコストである。 結論:差別が招くのは繁栄ではなく衰退 今回のデモは、一部の人々が「移民こそがすべての不幸の元凶だ」と信じ込んでいることを示した。だが、データが明らかにしているのは逆の現実である。不正規移民対応のコストは確かに数十億ポンドに上るが、それは制度運営の不備に起因する部分が大きい。一方で、正規移民は同等以上の規模で財政にプラスをもたらし、長期的にはイギリスの経済力を支える不可欠な存在だ。 差別主義的な抗議デモは、こうした事実を覆い隠し、社会に誤った敵意を植え付ける。そしてその結果、イギリスは国際的に孤立し、優秀な人材を失い、経済的な停滞へと向かうだろう。 「移民を排除すれば生活が良くなる」という幻想にしがみつく限り、イギリスは地獄への特急列車に乗ったまま進み続ける。必要なのは排除ではなく共生であり、恐怖ではなくデータに基づく冷静な判断である。 最後に 経済的な数字は冷酷であり、同時に明瞭だ。不正規移民を口実とする排外主義は、イギリスの財政を救わない。むしろ正規移民を遠ざけることで、税収も、技術も、未来も失われていく。ロンドンでのデモはその危険な兆候であり、これ以上の拡大を許せば、イギリスは自らの手で国を衰退させることになるだろう。
ロンドンで食べたい!絶品バーガー店ガイド
ロンドンには個性豊かなバーガー店が数多くあります。ここでは味に定評のある人気店を、Googleレビューの星評価やアクセス方法とともにご紹介します。観光やお出かけの合間に立ち寄るのにもぴったりです。 Dumbo(ダンボ) – スマッシュバーガーの人気店 Four Legs at The Plimsoll – ガストロパブの本格派 Dove – 熟成肉を使った贅沢バーガー Black Bear Burger – イギリス牛の旨味を堪能 Burger & Beyond – ストリートフード発の人気店 Truffle Burger – トリュフ香る贅沢な一品 まとめ ロンドンのバーガーは個性豊かで、観光や街歩きの合間に立ち寄れるアクセスの良さも魅力です。
ロンドンの人気サンドイッチ店5選
1) Gerry’s Hot Subs(Exmouth Market) モントリオール風のホットサブ。濃厚な肉系がズラリで、看板は「フィリー・チーズステーキ」。ガーディアン等のレビューでも話題。 The Guardian 人気メニュー & 価格(目安) 住所: 50 Exmouth Market, London, EC1R 4QE gerryshotsubs.com+2DesignMyNight+2 最寄駅・行き方: 2) Sandwich Sandwich(City/Gresham St & Mark Lane) Instagramでも映える“超ボリューム”サンド。2024年にロンドン初上陸(Gresham St)、その後Mark Laneにも拡大。外観は深緑×ゴールドのサインが目印。 Sandwich Sandwich+1 人気メニュー & 価格(目安) 3) Kêu(バインミー/Soho・Shoreditch・Boroughほか) ベトナムのサイゴン系バインミー。軽やかなピクルスとハーブ、香ばしいバゲットが決め手。公式Instagramも活発。 Instagram 人気メニュー & 価格(目安) 4) Crunch(Old Spitalfields Market/Soho) ブリオッシュ×揚げたて具材の“サンドイッチ[up]rising”。「Michael’s Chicken」「Patty Melt」などが人気。Spitalfieldsの店舗情報はマーケット公式にも。 Old Spitalfields Market 人気メニュー & 価格 …
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英国メディアとチャーリー・カーク銃撃事件――削除された瞬間と揺れる報道倫理
2025年9月、米ユタ州で起きたチャーリー・カーク氏銃撃事件は、瞬く間に世界を駆け巡った。イギリスでも主要メディアが速報を流し、その一部は「発砲の瞬間」とされる映像を一瞬だけ放送・公開した。しかし、その後すぐに該当ページや動画は削除され、今ではアクセスできない。実際に、Sky News のウェブサイトには以下のように「Page not found」と表示される削除済みページが残っている。 視聴率と倫理の狭間 なぜこのように“映しては消す”報道が行われるのか。ひとつは視聴率獲得の欲求である。衝撃映像は人々の関心を強く引きつけるため、速報の段階で一瞬でも流せば注目を集められる。しかし同時に、英国の放送コード(Ofcom)や各社の編集ガイドラインでは「過度にグラフィックな映像は避けるべき」と定められており、倫理的な理由から削除されることになる。 結果として、最初の数秒を見た視聴者には強烈な印象だけが残り、残された公式ページには“削除の痕跡”が無言の証人として存在するのだ。 SNSに残る「映画のような」現実 一方、SNSの世界では検閲も編集も追いつかない。X(旧Twitter)、TikTok、Facebookなどでは依然として「銃撃の瞬間」の映像が拡散し続けている。英国内のネットユーザーたちは「まるで映画のワンシーンのようだった」と口々に語り、なかには「安っぽいB級映画を観ているようだ」と感想を漏らす者もいる。 ここにあるのは、現実の悲劇が「コンテンツ」として消費されていく、現代特有の倒錯した状況である。 二重基準としてのガイドライン 今回の削除対応は、英国メディアが掲げる「ガイドライン」のあいまいさをも浮き彫りにしている。なぜなら、同じ英国の報道番組では、イスラエル軍の攻撃を受けた直後のガザの戦況を伝える際、路上に横たわる遺体の映像や瓦礫の下から掘り出された死体の映像がほとんど編集なしに流されることがあるからだ。遠い戦場の死体は“ニュース映像”として許容されるのに、アメリカ国内で撃たれた著名人物の被弾シーンは「過度にグラフィック」と判断され削除される。この落差こそが、ガイドラインというものが絶対的な基準ではなく、政治的・社会的文脈に応じて柔軟に適用される“あいまいなルール”であることを示している。 つまり、視聴者を保護するという大義名分の裏には、映像が持つ政治的なインパクトや、国内外での反応を予測したメディアの計算があるのだ。 アメリカの銃社会への懸念 この事件を通じて浮き彫りになったのは、アメリカの銃規制の脆弱さである。イギリス国内では「アメリカはもっと銃規制を強化すべきだ」「でなければこうした事件は今後さらに頻発するだろう」といった声が強まっている。他国でありながら、アメリカの将来を本気で心配する言説が飛び交うのは、歴史的背景にも理由がある。 英米の歴史と執着 イギリスとアメリカは、かつて宗主国と植民地として対峙した過去を持ち、独立戦争以来、複雑な「特別な関係」を築いてきた。二度の世界大戦を共に戦い、冷戦期には自由主義陣営の盟友として肩を並べた。その一方で、文化・政治・社会の違いを互いに強く意識し続けている。特に「銃社会アメリカ」という姿は、銃規制を徹底するイギリスにとって常に対照的であり、批判と関心の対象となってきた。 今回の事件は、単なる海外ニュースではなく、「特別な関係」を持つ相手への失望と憂慮を伴った報道として、イギリス人の意識に強く刻まれている。 結び チャーリー・カーク銃撃事件は、英国メディアの報道姿勢、SNS時代の情報拡散、そしてアメリカの銃規制問題を同時に浮かび上がらせた。そして同時に、「死体は流しても被弾の瞬間は消す」という二重基準が存在することも明らかにした。削除されたニュースページは、その矛盾と葛藤を象徴する小さな証拠である。そしてイギリスの人々は、過去から続く特別な関心ゆえに、隣国の悲劇を「映画のワンシーン」と揶揄しながらも、アメリカの未来を案じているのだ。
サンダーバード──“救助”で世界を魅了した英国人形劇、その日本史とレア玩具の現在
「5(ファイブ)…4(フォー)…3(スリー)…2(ツー)…1(ワン)!」。重低音のカウントダウンとともにロケットが立ち上がる——『サンダーバード』は、1965〜66年にイギリスITVで放送されたスーパーマリオネーションの金字塔です。人形の口元が声にシンクロする機構や、本物さながらの精巧なミニチュア群。ジェリー&シルヴィア・アンダーソン夫妻が、特撮の“リアリティ志向”でTVの常識を更新しました。 日本での放映史:NHKでの初上陸から、局をまたいだロングラン 日本初放送は1966年4月10日〜1967年4月2日(NHK総合・日曜18:00〜18:50)。以降、TBS(67年)やテレビ東京、フジテレビなどで繰り返し再放送され、世代を超えて親しまれてきました。初期NHK版はインストゥルメンタルのテーマ、67年TBS放送からは日本語主題歌「サンダーバードの歌」も登場——日本独自のローカライズも人気を後押ししました。 その後も劇場版(1966年、1968年)、ハリウッド実写(2004年)、そしてCGリブート『サンダーバード ARE GO』(2015〜2020年)へ。最新では日本主導の新作『サンダーバード55/GoGo』(2021年)まで、“国際救助”のDNAは生き続けています。 視聴率・人気の手触り 60年代当時の国内個別回の詳細な視聴率データは公的にまとまっておらず(公開資料が乏しいのが実情)、正確な数字を断定するのは困難です。ただし、NHK日曜夕方の全国放送で定着し、その後も民放で度重なる再放送、さらにはコンサート企画や大型コラボが継続して企画されてきた事実は、長期的な人気の“強さ”を物語ります。 要するに:60年代のリアルタイム・ナンバーは掘り出しにくい一方、“熱量の持続”こそがサンダーバードの視聴人気を示す最良の指標です。 ハイライト(名場面&メカ) そして“今でも高額”なフィギュア&トイ コレクター市場では、英Dinky Toysの「サンダーバード2号(No.101/106)」が鉄板。状態・箱付き・バリエーション次第で価格は大きく変動します。 価格Tips・箱・付属完備、色味や製造期のレア差異(例:Dinky 101の特異カラーや初期仕様)でプレミア化。・公式系・大手専門オークション(Vectisなど)の履歴は真の“相場の柱”。個人間売買(フリマ・海外EC)は幅が出やすいので、複数ソースで比較を。 なぜ日本で刺さったのか “地球規模の災害救助”という利他的ヒーロー像、設計思想が透けて見える工学的メカ描写、そして家族チームの物語性。これらはウルトラマン等の国産特撮や、その後のアニメ/メカ文化にも連鎖反応を起こしました。いま観ても、危機を救う手順と装置の説得力が“古びない”のです。 まとめ(FABチェックリスト) 「サンダーバード、出動!」——半世紀を超えて、“助けに行く物語”は今も色褪せません。次にあなたが手に入れるのは、Blu-ray? それとも、ずっと探していた箱付きDinky 101かもしれません。 展示されている場所・イベント例 名称 場所 内容 Museum of Brands(ロンドン・ノッティングヒル) Notting Hill, London “Thunderbirds & Space: 1999 – a Celebration of Sci-fi Toys & Collectables” という展覧会を、2025年9月13日~2026年2月28日まで開催中。Thunderbirds を含むGerry Anderson作品の玩具、コミック、ゲーム、コレクタブル品など、300点以上のオブジェクトが展示されています。museumofbrands.com+2License Global+2 Science Museum Group イングランド国内 Thunderbird-3 のモデル(スケール 1:72、1990年製作)が所蔵されており、常設または特別展示の中で公開されることがあります。collection.sciencemuseumgroup.org.uk Slough …
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ポールスミス ロンドン人気商品ランキング|香水・Tシャツ・小物まで徹底紹介
人気商品のご紹介 Paul Smithを代表する人気アイテムとその特徴です。 1. フレグランス:Paul Smith London for Men 2. アクセサリー:“Signature Stripe” ソックス 3. ゼブラロゴ・動物モチーフ Tシャツ/ポロシャツ 人気アイテム 以下は現在買えるPaul Smithの人気アイテム例です。参考になれば。 Paul Smith Women EDP 100ml £44.80 McGrocer Logo Long‑Sleeve Cotton Polo £125.00 Paul Smith + others Mens Zebra T‑Shirt £65.00 Paul Smith + others Signature Stripe Socks 2‑Pack £39.95 British Attire Mens Zebra Polo Shirt £85.00 …
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イギリス人気ブランド AllSaints 🍂
🍂 AllSaints 秋の新作アイテム紹介 1. Clay Funnel-Neck Cropped Leather Jacket 2. Hanaa Oversized Bomber Jacket 3. Nicky Oversized Denim Shacket 4. Bassett Reversible Ramskull Bomber Jacket 5. Arwen Leopard Print Dress 6. Vittoria Sweater Dress 7. Fleur Texture Dress 8. Kaito Sleeveless Maxi Dress