
こんにちは、皆さん。
最近のニュースを見て、正直なところ目を疑いました。
「イギリス、核兵器運搬可能な戦略爆撃機の購入を検討」
……本気ですか?2025年ですよ?
地球温暖化、物価高騰、NHS(国民保健サービス)の危機、住宅不足……。国民が毎日の生活に苦しんでいる中で、政府が優先すべきことは「爆撃機の新調」なんでしょうか?それも、核兵器を運ぶための。
国家の安全か、無駄なパフォーマンスか?
もちろん、政府はこう言うでしょう。「これは国防のため」「核抑止力の維持が必要だ」と。
でもちょっと待ってください。
冷戦はもう何十年も前に終わりました。今、私たちが直面しているのは、サイバー攻撃、経済的な不安、パンデミックのような非軍事的脅威です。それなのに、なぜ今さら「核兵器を落とせる飛行機」が必要なのでしょうか?
しかも、それにかかる数百億ポンドの費用は、当然ながら私たちの税金です。
私たちの税金、こんなふうに使われていいの?
教育現場では先生が足りず、生徒たちは限られたリソースの中で学び、NHSでは手術の順番待ちが何ヶ月も続きます。地方自治体の財政は逼迫し、福祉サービスはカットされ続けています。
そんな中で政府が出した答えが、
「もっと核兵器を運べる飛行機を持とう」?
正気の沙汰とは思えません。
「国の威信」は時代遅れの幻想
現代の安全保障とは、軍事力だけでは語れないはずです。人々の健康、教育、生活の安定、信頼できる社会インフラ。こうした“人間の安全保障”こそが、真の国家の強さです。
大量破壊兵器を抱えて「抑止力だ」と胸を張る姿は、もはや滑稽にすら見えます。21世紀の国際社会で必要なのは、対話と協調、そして平和的解決のための外交力です。
最後に
戦闘機や爆撃機に何十億もの税金を投じる前に、
そのお金を「いま本当に困っている人々」に使ってください。
未来のために核兵器を準備するのではなく、
未来そのものを壊さないための投資をしてほしい。
この決定に疑問を持ったのは、きっと私だけじゃないはずです。
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