今、世界中で「戦争」と報じられている出来事がある。しかし、それは本当に報道されている通りの現実なのだろうか。
報道陣は比較的容易に現地へ入国できるという。さらに、一般人でさえ渡航が可能だという話もある。常識的に考えてみてほしい。真に戦火の中にある国へ、これほど簡単に入国できるものなのだろうか。しかも、ホテルに滞在できるという。
たとえばウクライナ戦争では、ウクライナが主戦場となっているはずだ。それにもかかわらず、飛行機の予約は可能で、ホテルもBooking.comで予約できるという。戦争が起き、市民の家にさえ電気が通っていないとされる状況で、なぜホテルが通常営業できるのか。なぜ国が観光客を受け入れているのか。
本当にそれは「戦争」なのか。
もし、ゼレンスキー大統領が言うように第三次世界大戦級の事態であるならば、なぜ厳戒態勢が敷かれていないのか。隣国ポーランドへも観光が可能で、まるで戦争など存在しないかのような空気さえある。
報道番組の視聴率は低下し、多くの人々がテレビから離れ、SNSへと関心を移している。そうした状況の中で、各メディアが注目を集めるために過激な報道を繰り返しているのではないか。そう疑いたくもなる。
さらに不可解なのは、戦争中とされる国へ、他国の要人が比較的容易に入国できる点だ。本当に深刻な状況であれば、そのようなことが可能なのだろうか。
私は、実際にはそこまで深刻ではない状況を、メディアが煽り、視聴者の感情を揺さぶる報道へと仕立て上げているのではないかと感じている。
約180万人の死者が出たと報じられているが、もしメディアの過剰な報道がなければ、死者はその1~2割程度で済んだのではないか、と指摘する声もある。誤った情報が飛び交い、それによって人々が感情的になり、さらなる暴力へとつながる――その悪循環が生まれていることは否定できない。
本当に戦争が起きているのであれば、その国への渡航は厳しく制限され、観光業は全面的に停止されるべきではないのか。
私にはロンドン在住のウクライナ人の友人がいるが、彼はどこか対岸の火事のように受け止めており、切迫した様子は見られない。
そもそもウクライナは、戦争前から経済的に破綻寸前の状態にあった。若い世代は国内にとどまっても収入が低いため、多くの若者が他のヨーロッパ諸国へ職を求めて移住していた。プーチン大統領が、ウクライナの将来的な経済破綻を見越して侵攻を決断したと見る専門家も少なくない。
それにもかかわらず、メディアはこれを「弱い者いじめ」として感情的に煽り立てる報道を行った。その結果、現在の状況が作り上げられてしまったのではないか。
そして今、メディアの必要性そのものに疑問を抱く世代が、静かにテレビの電源を切っている。
私たちは問い直すべきだ。
いま見せられているものは、本当に現実なのか。
それとも、誰かが作り上げた“物語”なのか。










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