【フィリピン】英国人男性が強盗殺人の被害に｜外国人が狙われるリゾート地の現実【2025年最新版】

公開：2025年10月10日｜最終更新：2025年10月10日｜英国生活編集部

2021年、フィリピン中部のネグロス島（Negros Island）で、英国人男性が自宅で強盗殺人の被害に遭う事件が発生しました。被害者は長年フィリピンに在住し、現地の女性と共に生活していたと報じられています。

事件の概要

BBCによると、被害者の英国人男性（51歳）は、フィリピン・ネグロス島のバコロド近郊にある自宅で死亡しているのが発見されました。現地警察は金品目的の強盗殺人とみて捜査を開始。同居していた現地人女性が事件後に行方不明となり、後に逮捕されています。

事件発生当時、住宅から現金や電子機器が盗まれており、犯人は内部事情を知っていた可能性が高いと警察がコメントしています。

フィリピンでは一部地域で外国人を狙った強盗・詐欺・誘拐事件が発生しています。特にマニラ、セブ、ダバオ、ネグロス島などの都市・リゾート地では、現地の経済格差を背景に、裕福な外国人がターゲットになるケースがあります。

フィリピン国家警察（PNP）の発表によると、2021年だけで外国人が関与した事件は2,100件以上にのぼり、そのうち約3割が金銭トラブルや窃盗関連でした。 Philippine News Agencyも同様の統計を報じています。

英国外務省（FCDO）は、 Philippines: Safety and Security のページで、「外国人が金銭・恋愛関係で狙われる犯罪が報告されている」と警告。特に現地の知人を介した犯罪・詐欺に注意を呼びかけています。

フィリピンの治安は悪いですか？

観光地では比較的安全ですが、都市郊外や地方では強盗・窃盗・詐欺事件が報告されています。経済格差を背景に、外国人が金銭目的で狙われることがあります。

被害に遭った場合の連絡先は？

フィリピン国家警察（TEL: 117）へ通報し、在マニラ英国大使館へも速やかに連絡してください。