イギリスで前の彼氏に付きまとわれて困っている人必見

こうすればイギリス人の男はもう付きまとわない!

別れたはずなのに、いつまでも連絡してきたり、偶然を装って現れたりする「元彼」。特に異国の地であるイギリスで、こうした状況に悩まされると、誰にどう助けを求めればいいのか分からなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、「イギリスで前の彼氏に付きまとわれて困っている」女性が、自分の身を守るためにすぐにできること、そして長期的に安全を確保するための方法を、現地の法律や文化、警察への相談の仕方まで踏まえて丁寧に解説します。


目次

  1. 付きまとい(Stalking)とは?イギリスでの定義
  2. イギリス人男性の心理と「しつこさ」の傾向
  3. まずやるべきこと:無視と記録の開始
  4. 法的保護手段①:Non-Molestation Order(接触禁止命令)
  5. 法的保護手段②:Stalking Protection Order
  6. 警察に通報する際のポイント
  7. 外国人女性としての注意点とサポート団体
  8. こうすれば「もう付きまとわない」:実践的アドバイス
  9. 最後に:あなたの安全が最優先です

1. 付きまとい(Stalking)とは?イギリスでの定義

イギリスでは、付きまといは「Stalking」として法的に認定されており、2012年の「Protection of Freedoms Act」によって犯罪とされています。具体的には、以下のような行為が該当します:

  • 継続的なメッセージ送信(SMS, SNSなど)
  • 家の近くをうろつく
  • 勤務先や通学先に現れる
  • 偶然を装って頻繁に出会う
  • ギフトを無断で送り続ける

こうした行為が繰り返され、「被害者が恐怖や不安を感じる」場合、それは明確なストーキングであり、法的に訴えることが可能です。


2. イギリス人男性の心理と「しつこさ」の傾向

すべてのイギリス人男性がそうというわけではありませんが、特に以下のタイプには注意が必要です:

  • 自己中心的なタイプ:「NO」を受け入れられず、関係を終えたことを認めようとしない。
  • ロマンチック幻想を抱きやすいタイプ:映画のような再会や復縁を妄想し、現実を見ない。
  • 支配欲が強いタイプ:関係を「自分のもの」として支配したがり、終わりを受け入れない。

こうした心理背景が、「しつこさ」や「ストーカー行動」へと発展します。大事なのは「情に訴えられても、毅然とした態度を崩さないこと」です。


3. まずやるべきこと:無視と記録の開始

● 一切の連絡を断つ(No Contact Rule)

一番効果的なのは、一切の返信や反応をしないことです。返信することで相手に「まだ可能性がある」と思わせてしまいます。

● 記録を始める(Evidence Log)

日付・時間・内容を記録することが極めて重要です。以下を記録しましょう:

  • メール・テキスト・SNSのスクリーンショット
  • 訪問された日時と場所
  • 電話の履歴
  • 証人(友人や隣人)の証言

これは、警察に相談する際にも証拠として非常に役立ちます。


4. 法的保護手段①:Non-Molestation Order(接触禁止命令)

これは**家庭裁判所(Family Court)**で申請できる命令で、ストーカーからの接触を法的に禁じるものです。特に元交際相手・元同棲相手に有効です。

● 主な効力

  • 連絡禁止(電話、メール、SNSなど)
  • 近づくことの禁止(自宅・職場など)
  • 命令違反時は即逮捕・最大5年の懲役

● 申請方法

  • Solicitor(弁護士)を通じて申請可能
  • Legal Aid(法的支援)を受けられる場合もあり

5. 法的保護手段②:Stalking Protection Order

これは**刑事裁判所(Magistrates’ Court)**が出す命令で、警察が申請します。元彼と同居していたことがなくても使える手段です。

● 効力

  • 自宅周辺への立ち入り禁止
  • 被害者への連絡一切禁止
  • 違反は刑事罰の対象(最高で禁錮5年)

6. 警察に通報する際のポイント

イギリスではストーキングが「犯罪」として認識されています。通報時には以下を意識しましょう:

● どこに通報する?

  • 緊急時(今すぐ来てほしい):999
  • 緊急でないが通報したい:101

● 伝えるべき内容

  • あなたの状況(過去の関係性)
  • 付きまといの詳細(記録を見せる)
  • 危険を感じていることを強調

警察は記録がしっかりしていれば、比較的早く動いてくれる傾向があります。


7. 外国人女性としての注意点とサポート団体

言葉の壁や文化の違いから、外国人女性は孤立しがちです。しかし、イギリスには多くの支援団体があります。

● 代表的な支援団体

  • Refuge(女性の避難支援)
  • Victim Support(被害者支援)
  • Rights of Women(法律相談可)

これらの団体は無料で支援を提供しており、通訳をつけてくれる場合もあります。


8. こうすれば「もう付きまとわない」:実践的アドバイス

● SNS設定の見直し

  • ブロックだけでなく、「非表示」「共通の友人を整理」など、徹底的に見直しましょう。

● 安全確保の工夫

  • 日常のルートを変える
  • 玄関にカメラを設置
  • 信頼できる友人と行動する

● 弁護士への相談は早めに

  • 無料相談を活用して、早期に法的アクションの可能性を探りましょう。

9. 最後に:あなたの安全が最優先です

「前の彼氏だから」「イギリス人だから我慢しなきゃ」という考えは捨ててください。あなたが不安を感じている時点で、それは無視できない危険信号です。

毅然と対応すること、自分の感覚を信じること、助けを求めること。この3つが、あなたを守る最も確実な手段です。


【まとめ】

  • ストーキングはイギリスでは犯罪です。
  • 記録を取り、無視することから始めましょう。
  • 接触禁止命令や警察への通報を躊躇しないでください。
  • 法律的手段と支援団体を活用し、ひとりで抱え込まないことが大切です。

この記事が、今悩んでいるあなたの背中をそっと押せるよう願っています。

もし具体的なアクションに迷ったら、すぐに地域の警察か、上記の支援団体に連絡してみてください。

あなたには、安心して暮らす権利があります。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA