おすすめイギリス映画|クライム映画ベスト3で学ぶ英語&英国文化【初心者にもおすすめ】

霧の立ち込めるロンドンの夜、フィルムリールと手錠、シルエットの人物が描かれたイギリスのクライム映画をイメージしたイラスト
映画『Lock, Stock and Two Smoking Barrels』イメージ
※画像はイメージです
英国クライム×コメディ

Lock, Stock and Two Smoking Barrels(1998)

ポーカー無敗のエディは仲間と資金を集め闇カジノで一攫千金を狙うが、ギャングのボスにイカサマで大敗。
1週間で50万ポンドを工面できなければ父のパブを失う。隣家のドラッグ強盗計画を盗み聞きした彼らは、“その金を横取りする”という無謀な作戦に出る――。

見どころ

  • シリアスな状況でも紅茶を淹れるなど、英国らしいユーモアが全編にちりばめられる。
  • ガイ・リッチー作品らしいテンポの良さと、最後まで転がり続ける群像劇。
  • サントラに Ocean Colour SceneJames Brown など、90年代UK感が満載。

英語ポイント:ロンドン訛りのスラング(コックニー・ライミング・スラング)に注目。

視聴前のチェックへ
映画『Trainspotting』イメージ
※画像はイメージです
スコットランド×青春群像

Trainspotting(1996)

1980年代半ば、景気低迷のエジンバラ。定職もない若者マークはドラッグにはまり、やがて持ちかけられたヘロイン密売に手を出してしまう。
くすぶる若者たちの現実と、そこから抜け出そうともがく姿を、コミカルかつシニカルに描く名作。

見どころ

  • ダニー・ボイル監督の疾走感と映像センス。
  • Underworld をはじめとする中毒性の高いサウンドトラック。
  • 英語学習にも役立つ、スコットランド訛りの生きた口語表現。

英語ポイント:「Choose life.」に続くモノローグはシャドーイング素材に最適。

英国文化の学びポイントへ
映画『Legend』イメージ
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実在ギャングの双子

Legend(2015)

1950~60年代のロンドン東部を支配したクレイ兄弟の半生。破天荒な犯罪の連鎖のなか、金と名声を手にしナイトクラブのオーナーへ。
双子の兄弟をトム・ハーディが一人二役で演じ、カリスマ性と狂気を行き来する圧巻の演技を魅せる。

見どころ

  • 60年代ロンドンのファッションとナイトライフの雰囲気が堪能できる。
  • 兄レジーと弟ロニーの対照性が生むドラマ。
  • 英国英語の発話スタイル(スラング/言い回し)の違いに注目。

英語ポイント:ギャング映画で頻出する談合・脅しの言い回しをチェック。

イギリス英語・文化の見どころ

  • 紅茶とユーモア:犯罪の最中でもティータイムを欠かさない描写は、価値観や生活文化を象徴。
  • 地域アクセント:ロンドン(コックニー)/スコットランド訛りのリスニングは学習効果が高い。
  • 音楽から学ぶ語彙:サントラでスラングや時代背景の語彙を補強。

学習Tip:セリフ→書き起こし→語彙整理→シャドーイングの順で学ぶと定着が早いです。

よくある質問

Q. どの作品から観るべき?

A. 初めてなら『Lock, Stock〜』。英国クライム×コメディの魅力が凝縮されています。

Q. 暗い気持ちになりますか?

A. イギリスのクライム映画は笑いの要素が強く、むしろスカッとする余韻が残るのが特徴です。

Q. 英語学習の難易度は?

A. 訛りやスラングが多いため中級以上向け。ただし実用的な口語表現が豊富で、学習素材として優秀です。

配信・視聴方法はお使いの動画サービスでご確認ください。

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