なぜイギリスはIT職の失業が最も多くなると言われているのか

2025年から実際に起きているITリストラとAIの影響

近年、AI(人工知能)の急速な発展により、世界中でIT業界やオフィスワークの仕事が大きく変わり始めています。
そしてその中でも、特に影響が大きい国の一つが イギリス だと言われています。

実際に2025年からすでに多くの企業でIT関連のリストラや人員削減が始まっており、これは一時的な不況ではなく、AIによる仕事の構造変化だと分析されています。

この記事では、実際の数字や企業の例を含めて、なぜイギリスでIT職の失業が増えているのかを解説します。


2025年からすでに大量のIT・テック系の職が失われている

まず世界全体のIT業界を見ると、2025年は非常に大きなリストラの年でした。

  • 2025年だけで世界のIT業界では約245,000人が解雇
  • そのうち 約37,000人はAI・自動化が原因のリストラ と言われています

つまりすでにAIの導入によって、数万人単位でIT職が減っているということです。

さらに2026年に入ってからもテック企業のリストラは続いており、
2026年だけでもすでに25,000人以上のテック関連の失業が発生しています。

これはまだ年の途中なので、2026年もかなり大きな人数になると予想されています。


実際の企業の具体例(IT・テック関連のリストラ)

ここからは具体的な企業の例です。

大手IT企業のリストラ

最近の代表的な例:

  • Oracle → 数万人規模のリストラ(AI投資のため)
  • Microsoft → 約15,000人削減
  • Salesforce → AI導入でカスタマーサポート人員削減
  • IBM → HR部門をAIに置き換え
  • Amazon → ホワイトカラー削減
  • Meta → 大規模リストラ

これらのリストラの特徴は、

会社の業績が悪いからではなく、AI投資のため

という点です。

つまり

人を減らしてAIに投資する
という構造が起きています。


イギリス企業の具体例

イギリス国内でもすでにIT・テック・デジタル関連のリストラが始まっています。

Ocado(イギリスのテック企業)

  • 約1,000人削減
  • その約3分の2はイギリス国内
  • 半分はテクノロジー関連職

BT(イギリス最大通信会社)

  • 2030年までに55,000人削減予定
  • そのうち約10,000人はAIで置き換え

これはイギリスの企業だけでも数万人規模の削減になります。


イギリスがAIによる失業が最も多いと言われる理由

研究では、

AIによる雇用減少はイギリスが主要国の中で最も大きい

という結果も出ています。

AI導入によって、
イギリス企業では雇用が約8%減少したという調査もあります。

これはアメリカやドイツ、日本よりも影響が大きいと言われています。


なぜイギリスはIT職の失業が多いのか

理由は主に経済構造です。

理由① イギリスはオフィス仕事の国

イギリスの主要産業:

  • IT
  • 金融
  • 法律
  • 会計
  • コンサル
  • 不動産
  • 保険
  • 広告
  • マーケティング
  • 事務

つまり

パソコンで仕事をする人が非常に多い国

です。

そしてAIが最も得意なのが

  • 書類作成
  • メール
  • 分析
  • プログラミング
  • 翻訳
  • カスタマーサポート
  • 会計
  • 法律書類
  • データ処理

つまり

イギリスの仕事 = AIが得意な仕事

なのです。


理由② 給料が高い → AIに置き換えた方が安い

AIが導入される一番の理由は

人件費削減

です。

給料が高い国ほどAI化が進みます。

  • イギリス
  • アメリカ
  • ドイツ
  • オーストラリア

こういう国はAIで仕事が減りやすいです。

逆に

  • インド
  • フィリピン
  • ベトナム

などは人件費が安いのでAI化は遅いです。


理由③ ロンドンに企業本社が集中

ロンドンには

  • IT企業
  • 銀行
  • 投資会社
  • 法律事務所
  • 不動産会社
  • 保険会社
  • コンサル会社
  • 広告会社

が集中しています。

そしてこれらは全部

ホワイトカラー(オフィスワーク)

です。

そのためAIの影響を非常に受けやすい国なのです。


まとめ

2025年以降に実際に起きていること

まとめると:

  • 2025年 → 世界のIT業界で約245,000人が解雇
  • そのうち約37,000人はAI・自動化関連
  • 2026年 → すでに25,000人以上のテック関連失業
  • イギリス企業でも大量リストラ(BT、Ocadoなど)
  • AIによる雇用減少率はイギリスが主要国で最大
  • オフィス仕事が多い国ほどAIの影響を受ける

つまり、

ITの仕事がなくなる国というより

オフィス仕事が多い国ほど仕事が減る

そしてその代表がイギリス
ということです。


最後に

今後減る可能性が高い仕事(イギリス)

  • ITサポート
  • 初級プログラマー
  • テスター
  • データ入力
  • 事務
  • 会計補助
  • 人事
  • カスタマーサービス
  • 不動産事務
  • リクルート
  • マーケティング
  • 翻訳
  • ライター
  • 銀行バックオフィス

逆に減りにくい仕事:

  • 電気工
  • 配管工
  • 建設
  • 看護師
  • 介護士
  • AIエンジニア
  • サイバーセキュリティ
  • 営業
  • プロジェクトマネージャー

AI時代では、

「知識の仕事」より

「人・現場・技術の仕事」

の方が強い時代になると言われています。
これからイギリスで働く人にとって、かなり大きな変化の時代が始まっているのかもしれません。

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