ロンドンで賃貸物件を探すとき、日系の不動産会社を利用する人が多いかと思いますが、そのたびに不動産会社の人は、この物件は日本人しか住んだことがないとか、この物件の家主は日本人のテナントさんしか探していない、など言ってくるかと思います。ちなみにテナントというのは、物件を借りる人(賃借人)のことです。
なぜ、ロンドンの家主は日本人が好きなのか?
家賃をしっかり支払ってくれる
きれいに使ってくれる
文句を言わない
などの意見がよく聞かれます。
それを逆手にとって日本人のテナントさんができること
ロンドンの家主が日本人のテナントさんが好きなので、いやらしい話日本人のいうワガママは基本的に何でも受け入れられるのです。
つまり、テレビを買ってほしいとか、ソファーを新しくしろとか、月に1回ハウスクリーニング入れてくれなどのワガママを何でも言えるのです。
最近ですと、家賃が月2,300ポンドの3LDKの戸建ての家(ロンドンでは3ベッドルームハウスと呼びますが、)に、予算が月1,600ポンドしかない日本人のカップルの人が申し込んだところすんなり承諾されました。提示価格より700ポンドも安い値段が日本人だからという理由で受諾されてしまうのです。
本当に日本人でよかったと思います。
家主がなるべく避けたいテナントさん
日本人がロンドンの家主に人気なのはわかりましたが、家主から嫌われいてるテナントさんはというと、インド人、中国人、ユダヤ人などです。
理由は、それぞれ違いますが、インド人の場合は、料理の匂いが家にこびり付くから、中国人も料理に油を大量に使うので、キッチンがギトギトになるという理由です。
また、ユダヤ人に関しては、とにかく細かい。
ロンドンのテナントさんから人気のある家主はダントツでイタリア人
では、逆にテナントさんから人気のある大家さん家主というのは、どんな人たちなのでしょう。
イタリア人
イギリス人
日本人
イタリア人に関しては、とにかく家がお洒落で、何かあるとすぐに対応してくれる。
イギリス人は家自体はそんなおしゃれではないが、すぐに対応してくれるし、必要なものはすぐに買ってくれる。
日本人の家主に関しては、コミュニケーションが楽というのと対応が親身という理由です。
イタリア人でもイギリス人でも時々ダメな家主もいますが、総合的に見て、上の人たちを選んでおけば間違いないかと思います。
物件は家主をうつす鏡。
物件をしっかり見て契約はするようにしましょう。
ロンドンにお住まいの方で、大家さんとの関係に悩んでいる方、物件トラブルで困っている方は、お気軽にご連絡ください。
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