【タイ・バンコク】英国人が強盗被害に遭う｜観光客を狙う犯罪の実態と安全対策【2025年最新版】

タイの首都バンコク（Bangkok）で、英国人旅行者が夜間の強盗被害に遭う事件が発生しました。 事件は繁華街エリアで起こり、被害者が現金やスマートフォンを奪われたと報じられています。

出典： The Guardian – British tourist attacked and robbed in Bangkok

事件の概要

被害者は30代の英国人男性で、深夜にスクンビット通り付近のバーを出た後、見知らぬ男に話しかけられました。 一緒に歩いていたところを人気の少ない路地に誘導され、複数人に取り囲まれて暴行を受けたうえで所持金を奪われたといいます。

タイ警察（Royal Thai Police）は防犯カメラ映像をもとに捜査を行い、翌週には2人の容疑者を逮捕。 犯人グループは外国人旅行者ばかりを狙っていたとみられています。

観光地で多発する強盗の手口

バンコクでは観光客を狙った暴力的な強盗・スリ・詐欺が報告されています。特に夜間のバーエリア（ナナ、カオサン、トンローなど）では、 酒に酔った観光客を狙う犯行が後を絶ちません。

• 親しげに近づき、人気のない場所へ誘導して襲う
• 飲み物に薬物を混入し、意識を奪う
• 複数犯で囲んで金品を強奪
• バイクでバッグをひったくる「バイク強盗」

バンコクの危険エリア（注意が必要な地域）

• ナナ・プラザ周辺（Nana Plaza）
• カオサンロード（Khaosan Road）
• パッポン通り（Patpong）
• スクンビット・ソイ4〜11

これらのエリアは観光客が多く集まる一方で、犯罪者や詐欺師も多く活動しています。 夜間の単独行動や現金の持ち歩きは避けましょう。

安全対策・旅行者へのアドバイス

• 夜間はグループ行動を徹底する
• 高価な時計・アクセサリーを着けない
• 不審な人物から声をかけられても応じない
• 飲み物を他人に預けない・開封済みは口にしない
• 現金は必要最低限にし、ホテルの金庫を活用
• トラブル時はすぐ観光警察（TEL: 1155）へ通報

英国政府の警告と対応

英国外務省（FCDO）は Thailand: Safety and Security にて、 「観光地周辺では外国人を狙った暴力犯罪が報告されている」と明記。 特に夜間の一人歩きや、初対面の人物との行動には十分注意を促しています。

関連ニュース

• フィリピンで英国人男性が強盗殺人の被害に
• トルコ・アンタルヤで英国人女性が詐欺被害
• スペイン・マヨルカ島で英国人学生が暴行を受け死亡