イギリス政府からロックダウンの緩和に関して発表がありました。
長かったロックダウンも少しずつですが解除されていくことになりそうです。
過去12か月間でイギリス国民がロックダウンにさらされていた期間はなんと180日以上となり1年間の半分ロックダウンされていた計算となります。
まずは学校から
第一優先はもちろん教育です。
将来をになうことになる子供たちがアホではイギリスに未来はありません。
というわけでプライマリースクール(小学校)、セカンダリースクール(中学と高校の合同)が3月8日より再開します。
子どもの教育も大事ですが、子どもが学校に行かなければ親が安心して仕事にいくこともできません。
学校の再開は子どものためであり親のためでもあります。
のはずなのですが、政府はあくまで「Work from Home(家で働け)」を促しています。
パブ、レストランの再開は?
イギリスといえばパブですよね。
観光客が必ず訪れてぬるい気のぬけたエールを飲むというのがツアーのなかに含まれています。
パブ、レストランの再開は4月12日を予定していますが、最初は屋外だけで飲食ができるということになっています。
室内でも食事ができるようになるのは4月17日からの予定です。
いずれも時短営業ではなく通常どおりの営業時間です。
屋外スポーツ施設はいつから?
イギリスに屋外スポーツを楽しむ施設がたくさんあります。
テニスコート、バスケットボールコート、スイミングプールなど。
これらの施設が開放されるのは4月29日からの予定となっております。
美容院、床屋、生活必需品以外のものを売るお店は?
毎月かかさず行く場所と言えば美容院か床屋です。
ロックダウン中はすべて営業停止になっていたため、私を含めほとんどのひとの髪は伸び放題になっています。
美容院、床屋、ネイルサロンのほか生活必需品以外のものを売るお店が4月12日からの再開予定となっています。
スポーツジム、フィットネスクラブはいつから?
イギリスにスポーツジムやフィットネスクラブは約6700件、会員数は970万人と言われています。
利用時間の平均は週で150分です。
健康には案外気を使っているイギリスが待ちこがれているのはパブの再開よりスポーツジムの再開ではないでしょうか。
スポーツジム、フィットネスクラブは4月12日の再開予定となっております。
その他の施設、お店の再開は?
動物園、テーマパーク(遊園地)の再開は4月12日。
ナイトクラブ、コンサート会場、劇場などのイベント関連は5月17日の再開予定となっています。
あくまでも予定
上で述べました内容はあくまで現時点での予定です。
必ずしも予定どおりにすべてが再開されるわけではありません。
今後、新たなコロナウィルスの変異株が猛威をふるい感染が急増するかもしれません。
そうなった場合はもちろん再開は後ろ倒しになります。
前回のロックダウン解除後、多くのひとが羽目をはずし感染を拡大させる結果となりました。
今回も我慢に我慢をかさねてきた国民がロックダウンから解放されどんな行動にでるのでしょうか。
コメント