ロンドンの冬は寒く、寒い日にはマイナス2~5度ぐらいまで気温が下がる日もあります。
ロンドンの住宅は通常セントラルヒーティングシステムでボイラーから供給されるあついお湯が、各部屋に設置されたラジエターに流れ込みラジエターがあたたまり家全体をあたたかくする仕組みです。
ラジエターは下の写真のようなもので、通常は各部屋の壁に設置されています。
このラジエターはセントラルヒーティングが稼働しているときは、全体があつくなります。
ボイラーで供給されるお湯の温度は変更できます。
温度が低すぎでも部屋があまりあたたかくならないので、60℃ぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。あまりあつくしすぎると子供が触って火傷したりするので、あまりラジエターのお湯の温度は上げないようにしましょう。
ラジエターですが、通常は各部屋に最低一つ、トイレ、バスルームにもそれぞれ設置されています。
セントラルヒーティングが稼働しているときに、一度すべてのラジエターがしっかりくあつくなっているか確認してみてください。
あつくないラジエターを見つける
複数あるラジエターの一つは、ラジエターの下半分があつく、上半分はあまりあつくないという状態のものがあるはずです。
これはラジエターの故障ではありません。
空気がラジエターにたまっているだけです。セントラルヒーティングをしばらく使用していないと空気がラジエターに溜まりあついお湯が全体に行き渡らないという状態になります。
この状態を放置しておくと、ラジエたターがなかなか部屋をあたためてくれず、その部屋だけ他の部屋より気温が低い状態になってしまいます。
解決方法は簡単
解決方法はいたって簡単です。
ラジエターの側面についている四角いねじのような部分に専用の鍵を入れて時計と逆回りに回すと「プシュー」という音がして空気が抜けます。
「プシュー」という音がしなくなるまで続けてください。水が出てきたら空気が全部抜けたということです。
専用の鍵は、下記のリンクより購入できます。
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