イギリスの生活保護って?

イギリスの生活保護(Universal Credit)をテーマに、日本人でも受給できるかを解説するイラスト。NRPF付きビザの女性と、永住権(ILR)カードとUniversal Credit書類を持つ男性、背景にビッグベンとタワーブリッジ。

日本人でも受けられるのか?

① イギリスに「生活保護」はある?

日本のような単独の「生活保護」という制度はありません。

その代わりに、中心になるのが:

💷 Universal Credit

https://cpag.org.uk/sites/default/files/styles/scaled_600/public/2024-08/UC%20journal%20-%20payment%20details%20print_0.png?itok=S0xA6pad

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これは、

  • 生活費
  • 家賃補助
  • 子ども加算
  • 低収入補填

をまとめて支給する制度です。
イギリス版・生活保護に一番近い存在です。


② 受給の基本条件(超重要)

Universal Creditをもらうには、次の3つが必要です:

  1. 収入や貯金が少ない(貯金は約£16,000以上あると原則不可)
  2. イギリスに住んでいる(生活の拠点がある)
  3. 公的扶助を受けられるビザである

この③が、日本人にとって最大の壁です。


③ 日本人がほぼ受けられない理由

多くの日本人が持つビザには:

No Recourse to Public Funds(NRPF)

が付いています。

意味は
「公的扶助は受けられません」

対象になりやすいビザ:

  • 就労ビザ
  • 学生ビザ
  • 配偶者ビザ(多くの場合)

この場合、Universal Creditは基本的に申請できません。


④ では、受けられる日本人は?

可能性があるのは:

🟢 Indefinite Leave to Remain(永住権)保持者

永住権には通常NRPFが付いていません。

つまり:

✔ 永住権あり
✔ 収入が基準以下
✔ 貯金が少ない

この場合、イギリス人とほぼ同じ条件で申請可能です。


⑤ 実際いくらもらえる?

例(25歳以上・単身・ロンドン外):

  • 基本額:約 £390前後/月
  • 家賃補助:地域ごとの上限内で追加

つまり合計で
月£800〜1,200程度になるケースが多い(家賃次第)

日本の生活保護よりは低めです。


⑥ 重要な現実

イギリスは原則として:

「自力で生活できる人にだけビザを出す」

という思想です。

だから
永住権を取る前に生活保護に頼ることは、基本的に想定されていません。


⑦ 例外はある?

ありますが限定的です:

  • DV被害
  • 子どもの保護案件
  • 極度のホームレス状態

この場合、自治体が緊急支援をすることはあります。

ただし、通常の生活困窮では難しいです。


結論まとめ

状況受給可能性
学生・就労ビザ❌ ほぼ不可
配偶者ビザ❌ 多くは不可
永住権⭕ 条件を満たせば可
イギリス国籍⭕ 可

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