伝統的なイギリスのクリスマスディナー

イギリス人のとってのクリスマスは、日本人にとってのお正月と同じ。
朝からお酒を飲み始める。
シェリー酒、ワインにモールドワインとちゃんぽん当たり前。
ディナーにありつく頃はへべれけ状態。
そんなイギリス人が食べるクリスマスディナーを解説します。

七面鳥の丸焼き(Roast Turkey)

やはりクリスマスといえば七面鳥の丸焼きです。
他にもローストビーフ、ハム、チキン、ポークなど家庭によってチョイスは変わってきますが、いちばん人気はやはり七面鳥です。
通常丸焼きにした七面鳥をカットし取り分けるのはお父さんの仕事です。

ローストポテト(Roast Potatoes)

主食がジャガイモのイギリス。
クリスマスディナーにもジャガイモは欠かせないアイテムとなっている。
普段はマッシュポテトが食卓にならぶことが多いが、クリスマスは小さめにカットし、ガチョウの油をまぶしてオーブンでハーブと一緒にローストする。
ハーブはパセリとタイムとあとは塩コショウ。

詰め物(Stuffing)

詰め物とはクルミのピューレにパン粉、玉ねぎ、バター、ハーブ各種混ぜ合わせたものです。
地方によって中に入れるものが変わってきます。
王道はセージと玉ねぎでしょうか。
七面鳥のおなかの部分に詰めてオーブンで一緒にローストします。

ブランケットにつつまれた豚(Pigs in Blankets)

小さなソーセージがベーコンに巻かれたものです。
アスパラベーコンのアスパラがソーセージになったものだと思ってください。
肉を肉で巻く。王道なのか邪道なのかわかりません。

ヨークシャープディング(Yorkshire Pudding)

ヨークシャープディンは卵と牛乳と小麦粉を混ぜ合わせてオーブンで焼き上げたもの。
見た目は固いシュークリームの皮。
七面鳥のとなりに盛り付けられ、グレービーソースをかけて肉や野菜と一緒に食べます。

グレービーソース(Gravy)

グレービーソースは七面鳥をローストしたあとのトレイにしたたり落ちた肉汁に小麦粉を入れ塩コショウで味付けしたもの。

芽キャベツ(Brussel Sprouts)

芽キャベツは冬になるとスーパーに並ぶ。
見た目はキャベツをドラえもんのスモールライトで小さくした感じ。
調理方法は煮るかオーブンでローストするかのどちらか。
味は少し苦め。

クリスマスプディング(Christmas Pudding)

クリスマスプディングはブランデー漬けのドライフルーツケーキです。
お皿に盛り付けたケーキに火をつけた状態でテーブルに出す。
この時間帯になると何でもありです。

ミンスパイ(Mince Pies)

ミンスパイはお肉のミンスパイではありません。
小さなパイで中身はレーズンやクランベリーやブドウなどのフルーツと砕いたナッツ、味付けはシナモン、砂糖、ナツメグ。
パイは通常オーブンで焼き上げられる。

以上がイギリスのクリスマスディナーとなります。
おなかいっぱいになりましたでしょうか?

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