イギリス産農作物が売れない本当の理由

イギリス農業の課題を日本との違いで対比したイラスト調のアイキャッチ画像

イギリスの農作物が国内であまり売られていない理由は、値段の問題ではなく、質の問題にあると感じる。
日本の農業が抱える問題とイギリスの農業が抱える問題は、一見似ているようで、実際には同じではない。


味の決定的な差

日本産の農作物は、基本的にどれもおいしい。一方で、イギリスの農作物は総じて水分が少なく、味がほとんど感じられないものが多い。
この差は、消費者にとって非常に大きい。


天候という大きな制約

最大の原因は天候だろう。
少し前までのイギリスの夏は、雨や曇りの日が多く、いわゆる冷夏だった。しかし近年は状況が変わり、雨がほとんど降らず、日照りの状態が続いている。
こうした極端な気候は、農作物の品質に大きな影響を与えている。


ジャガイモだけが例外だが……

イギリスで「おいしい農作物」と言えるものを挙げるとすれば、せいぜいジャガイモくらいだろう。
それでも、北海道のジャガイモと比べれば、味は明らかに劣る。


料理文化と素材の関係

イギリス料理には、素材の味を生かすという発想があまりない。そのため、かつてはそれでも問題がなかったのかもしれない。
しかし現在は、海外からおいしい料理が数多く流入し、素材の味を生かした料理を提供するレストランも増えている。
そうした環境の中では、イギリス産の農作物に勝ち目はないだろう。


農業への姿勢そのものの問題

さらに、イギリスの農業は管理が雑で、放置されているように見える。
農作物に対して十分な愛情が注がれていないことも、売れない原因の一つだと思う。


努力の方向を間違えている農家たち

イギリスの農家は、自分たちの労働時間を使って品質を高める努力をほとんどしていない。
その代わりに何をしているかというと、抗議活動に時間を費やし、政府に働きかけて「イギリスのスーパーマーケットはもっと国内農家から果物や野菜を買うべきだ」と訴えている。


科学技術を活かさない不思議

これだけ科学技術が進歩しているのだから、もっとスマートな改善方法があるはずだ。
それにもかかわらず、自分たちは何も努力せず、市場を変えるというより難しい方向に時間と労力を使っている。


政府に期待しても無駄な理由

そもそも政治家は舌が肥えており、海外から輸入されるおいしい野菜や果物しか食べていない。
おいしいものが食べたければ、フランスやイタリアに行けば済む話だ。


本来やるべきことに立ち返るべきだ

政府に訴えても何も変わらないという現実に、早く気づくべきだ。
それよりも、本業である「おいしい農作物を作ること」に、頭と時間と労力を注いでほしい。

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