若者が仕事につけない国になりつつあるイギリス
現在イギリスでは、18歳〜24歳の若者の失業率・非雇用率が大きな問題になっています。
最新の統計では、若年層の雇用状況は過去10年以上で最悪レベルに近づいています。
約100万人の若者が働いていない
イギリスでは
教育にも就職もしていない若者(NEET) と呼ばれる人たちが増えています。
最新の統計では、
16〜24歳のNEETは約957,000人(約100万人) に達しています。
これはこの年代の約12.8%にあたります。
つまり
若者の約8人に1人が働いていない・学校にも行っていない
という状況です。
18〜24歳の失業率は約14%
さらに若年層の失業率は
18〜24歳の失業率は約14% とされており、
これはここ10年以上で最も高い水準です。
参考として:
| 年代 | 失業率 |
|---|---|
| 全体 | 約5% |
| 18〜24歳 | 約14% |
| 若者の方が | 約3倍失業しやすい |
つまりイギリスでは
若者ほど仕事が見つからない国 になっています。
なぜ若者が仕事につけないのか
原因はいくつかあります。
1. 企業が新人を雇わなくなった
- 最低賃金上昇
- National Insurance増加
- 人件費上昇
- 経済停滞
- AI導入
- entry level job減少
企業にとって新人を雇うコストが上がり、
経験者だけ採用する会社が増えています。
2. AIと自動化
- 事務
- カスタマーサービス
- レジ
- データ入力
- 翻訳
- マーケティング
- ITジュニア
これらの新人向け仕事がAIに置き換わり始めています。
3. 健康問題・メンタル問題
若者の中には健康問題やメンタルヘルスの問題で
働いていない人も増えています。
「失われた世代」になる可能性
専門家の間では、現在の若者について
Lost Generation(失われた世代)
になる可能性があると言われています。
理由は非常にシンプルです。
新卒 → 仕事ない
↓
経験ない
↓
さらに仕事ない
↓
履歴書空白
↓
もっと仕事ない
このループに入ると、
一度もフルタイムで働いたことがないまま
30歳になる人も出てきます。
イギリス社会が変わってきている
今イギリスでは次のような変化が起きています。
- 若者が親と住み続ける
- シェアハウス増加
- 大学行っても仕事ない
- 大学行かない人増える
- Apprenticeship人気
- 公務員人気
- 移民との仕事競争
- ロンドン離れ
- 地方移住
- フリーランス増加
つまり
昔のように「学校 → 就職 → 昇給 → 家を買う」
という人生モデルが崩れ始めています。
まとめ
現在のイギリスの若者の状況
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| NEET | 約100万人 |
| 若者失業率 | 約14% |
| 全体失業率 | 約5% |
| 若者は | 3倍失業しやすい |
| 過去 | 最悪レベル |
| 原因 | AI・人件費・経済停滞 |
| 将来 | Lost Generationの可能性 |
イギリスは今、
若者が一番苦しい国
になりつつあると言われています。
そしてこれは住宅問題、物価、賃金、移民、AIなど、
すべての問題が重なって起きている問題です。










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