イギリスで賃貸契約をするまでの流れ

日本で賃貸物件を探して契約をしたことがある人はたくさんいますがイギリスでそれをしたという人はあまりいませんよね。
そこでイギリスで賃貸物件探しから契約までの流れを簡単にご説明いたします。

  1. 不動産会社選び
    賃貸物件の紹介サイトで選ぶ
  2. 内見の予約(Viewing)
  3. 内見の予約がとれたら内見
  4. 気に入ったらオファー
  5. オファーが受諾されたら手付金
  6. レファレンスチェック(審査)
  7. 契約書のサイン

不動産会社選び

数千社あるといわれているイギリスの不動産会社ですが会社によって何がちがうのでしょうか。
イギリスでは借りる人が不動産会社に仲介手数料や家主に礼金を支払う必要はありません。
といいますか法律で禁じられています。
どの不動産会社を使ってもかかる費用は同じなのです。
では何が違うのかといいますと、紹介される物件が違うのです。
日本のようにどこの不動産会社に行っても同じ物件を紹介されるわけではないのです。
つまり不動産会社選びが物件選びとなるのです。
不動産会社の質はとりあつかっている物件の質によって決まってきます。
ではどこの不動産会社が質のいい物件をあつかっているのかを見極める方法はあるのでしょうか。

賃貸、販売物件の紹介サイト

イギリスには賃貸物件、販売物件の一覧を見ることのできる紹介サイトなるものがあります。
RightmoveとZooplaという2つのウェブサイトにいけば入居者募集中の物件や売り出し中の物件が見ることができます。
イギリスにある不動産会社のほとんどが使っていると言われているこの2つのウェブサイトで物件を見つけましょう。

内見の予約(Viewing)

イギリスでは内見のことをViewing (ビューイング)といいます。
RightmoveとZooplaで実際に見たいと思った物件をあつかっている不動産会社にメールか電話で予約を入れます。
メールでの予約はRightmoveとZooplaの問い合わせフォームで問題ありません。

内見の予約がとれたら内見

あとは指定された時間に現地に行き物件を内見します。
内見する際に家具付きなのかペット可なのかなど細かい点を担当者にどんどん質問しましょう。
あとで言った言わないの話にならないように気になる点はメールで内容を確認することも大事です。

気に入ったらオファー

内見した物件が気に入った場合は担当者にオファーを出します。
オファーというのは物件を契約したい意向を不動産会社に伝えることです。
その際に以下の詳細をそえて不動産会社に伝えます。

  1. 入居希望日
  2. 希望の家賃
  3. 契約期間
  4. 支払い方法(月払い、年払い)
  5. 途中解約の条件
  6. リクエスト(壁のペンキを塗りなおしてほしいなど)

オファーが受諾されたら手付金

不動産会社から家主がオファーを受諾したかそうじゃないかの連絡が数日以内にきます。
家主がオファーを受諾したからといって物件が確実にあなたのものになったわけではありません。
Holding Deposit(手付金)が支払われなければ不動産会社は契約の手続きをいつになっても始めません。
手付金は通常1週間分の家賃。
ちなみに手付金は支払ってしまうと返金されません。

レファレンスチェック(審査)

手付金が支払われたあとはレファレンスチェックというものがあります。
簡単にいうとあなたの審査です。
審査をパスする基準ですが下記のとおりです。

  1. 給料が月の家賃の30倍あるかどうか
  2. 以前住んでいた家でトラブルがないか
  3. 罰金などの支払いが未納になっていないか

日本から駐在で来ている人は間違いなく審査は通ります。

契約書のサイン

あとは不動産会社が用意する契約書にサインをして初月の家賃と敷金(セキュリティデポジット)を振り込むだけです。

以上がイギリスで賃貸契約をするまでのながれとなります。









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