イギリスで眼鏡を買う方法と費用、視力検査の正確性について徹底解説！

イギリスで眼鏡を買うには？

イギリスで眼鏡を購入する場合、基本的に「Optician（オプティシャン）」と呼ばれる眼鏡店または視力検査を行う専門店に行く必要があります。日本の眼鏡店と異なり、イギリスでは視力検査を受けてから処方箋（Prescription）をもらい、それをもとに眼鏡を作るのが一般的です。視力検査なしで眼鏡を購入することは基本的にできません。

代表的なオプティシャンとその特徴

イギリスには数多くのオプティシャンがあり、それぞれ異なる価格帯やサービスを提供しています。代表的な店舗をいくつか紹介します。

1. Specsavers（スペックセーバーズ）

特徴: イギリス国内で最も有名な眼鏡チェーンの一つ。
価格帯: 2本で69ポンド〜（安価なモデル）、デザイナーフレームは100ポンド以上。
視力検査: 25ポンド程度（キャンペーンで無料になることも）。
おすすめポイント: コスパが良く、手頃な価格で眼鏡を作れる。

2. Boots Opticians（ブーツ・オプティシャンズ）

特徴: 大手ドラッグストア「Boots」が展開する眼鏡店。
価格帯: 40ポンド〜300ポンド。
視力検査: 約25ポンド。
おすすめポイント: Bootsのポイントが貯まるため、普段Bootsを利用している人にはお得。

3. Vision Express（ビジョン・エクスプレス）

特徴: 高品質なレンズとフレームを扱うオプティシャン。
価格帯: 69ポンド〜500ポンド以上（高級ブランドも多い）。
視力検査: 約25〜30ポンド。
おすすめポイント: カスタマーサービスが良く、品質重視の人向け。

4. Online Retailers（オンライン販売）

例: Glasses Direct, Zenni Optical, SmartBuyGlasses など。
価格帯: 20ポンド〜150ポンド（オンライン限定の割引も多数）。
視力検査: 処方箋が必要（以前にオプティシャンで受けたものを使用可能）。
おすすめポイント: 価格が圧倒的に安いが、試着ができないのが難点。

視力検査の流れと正確性について

イギリスでは視力検査の際、一般的に以下のようなプロセスが取られます。

事前問診: 目の健康状態や現在使用している眼鏡・コンタクトレンズの情報を確認。
オートレフラクトメーターによる測定: 日本と同様に、機械でおおよその視力を測定。
視力検査（Refraction Test）: 視力表を見ながら度数を測定。
眼圧検査（Tonometry）: 緑内障などのリスクを調べるために行われる。
処方箋の発行: 必要に応じて眼鏡やコンタクトの処方箋が出される。

イギリスの視力検査は正確か？

イギリスの視力検査は概ね正確ですが、日本の検査と少し違う点があります。それは 「少し強めの度数で処方されることが多い」 ということです。

これは、イギリスの検査基準が「将来的に視力が悪化する可能性を考慮して、やや強めに処方する」傾向があるためです。特に、

長時間PC作業をする人
老眼が進行しつつある人
普段の生活で「見えづらい」と訴える人

には、やや強めの度数が提案されることが多いです。

眼鏡の価格と費用の詳細

イギリスで眼鏡を購入する際の費用の目安は以下の通りです。

項目	価格の目安
視力検査	25〜30ポンド
安価なフレーム	15〜50ポンド
デザイナーフレーム	100〜300ポンド
単焦点レンズ	25〜70ポンド
薄型レンズオプション	+50〜100ポンド
ブルーライトカット	+20〜50ポンド
乱視用レンズ	+50ポンド以上
遠近両用レンズ	+100〜200ポンド

お得に眼鏡を買う方法

キャンペーンを活用する
- SpecsaversやBoots Opticiansでは「2本で〇〇ポンド」のような割引キャンペーンを定期的に実施。
- 一部のスーパー（Tesco Opticiansなど）でもキャンペーンがあることがある。
オンラインショップを利用する
- Glasses DirectやSmartBuyGlassesでは、定期的に大幅割引やクーポンを提供。
- SpecsaversやVision Expressでもオンライン限定割引があることが多い。
NHSの補助を利用する（対象者のみ）
- 低所得者、学生、特定の病気を持つ人は、NHS（イギリス国民保健サービス）の補助で視力検査や眼鏡代の割引を受けられる。
- NHSの「HC2証明書」を持っていると無料または割引になる。