【保存版】イギリス・ロンドンで賃貸物件を探すときに絶対チェックすべき6つのポイント:見落とすと絶対後悔する理由とは?

イギリス・ロンドンでの生活を始める際、最初にして最大の壁となるのが「賃貸物件選び」です。一度契約してしまうと、途中で簡単にやめることはできませんし、トラブルがあっても気軽に引っ越せるわけでもありません。家賃は高いのに、物件の質は玉石混交。何より、家主(ランドロード)との相性次第で暮らしの満足度は大きく左右されます。

「駅チカ」「家賃が安い」「見た目がキレイ」などの表面的な条件に釣られると、あとで「しまった……」と後悔する羽目に。今回は、現地で暮らして分かった“本当に見るべきポイント”を6つに厳選してご紹介します。

目次

  1. 郵便物が溜まっていたら即NGな理由
  2. 電球が切れている=配線トラブルの予兆?
  3. ブレーカーが落とされている物件の共通点
  4. 壁の汚れが語る、管理の本気度
  5. 古すぎる家具はオーナーの人柄を映す鏡
  6. カーテンとブラインドの“ダサさ”は要注意サイン
  7. 番外編:内見時の必殺チェックリスト
  8. まとめ:ロンドン賃貸は「家主を見る目」がすべて

1. 郵便物が溜まっていたら即NGな理由

内見時に、玄関やポスト周りに郵便物が大量に溜まっているのを見たら、それは黄色信号どころか赤信号です。

なぜなら、最近誰もその物件に来ていない証拠だからです。つまり、家主やエージェントが物件の様子をチェックしていない=「放置物件」の可能性が高い。

放置しているということは、入居後にトラブルがあったときも、きちんと対応してもらえない可能性が極めて高くなります。放置するオーナーは、対応も雑、修理も遅い、最悪は連絡が取れなくなることも。

「郵便物を片付けるだけ」の小さなことすら気にかけないオーナーに、数千ポンドの賃料を払う価値があるのか?と考え直しましょう。


2. 電球が切れている=配線トラブルの予兆?

物件の電気が点かない。これは案外よくあるのですが、今の時代、特にロンドンではほとんどの住宅がLED電球です。LEDは長寿命なため、そう簡単には切れません。

なのに電球が切れている=電気系統に問題がある可能性があります。たとえば、漏電・断線・ブレーカーのトラブルなどが考えられます。

加えて、切れたまま放置しているということは、「電球くらい変えとけよ」というレベルの基本的なメンテナンスすらしていないということ。こうした小さな手抜きが、実際に住み始めてから大きなトラブルにつながるのです。


3. ブレーカーが落とされている物件の共通点

内見時に電気がつかない。ブレーカーを確認すると主電源が落とされている。これは、単なる節電のためじゃないかもしれません。

実はこういう物件の家主は、極端にコストを削る「ケチなオーナー」である可能性が高いです。

電気が通っていないということは、冷蔵庫やボイラーなどの家電が長期間放置されていた可能性もあり、機能しているかどうかも分かりません。さらに、そういったオーナーは「壊れたら買い替える」ではなく、「なんか変な業者に安く修理させて様子見」の繰り返し。結局直らない……というストレスを抱えることに。


4. 壁の汚れが語る、管理の本気度

壁の汚れや手垢、変色、落書きの跡のようなものがある物件は、要注意。特に玄関やリビングの壁に手形がついているような物件はアウトです。

なぜなら、「掃除や再塗装すらしていない=管理が雑」な証拠だからです。

きちんと管理しているオーナーであれば、退去後に壁を塗り直したり、最低限の清掃を入れるはず。入居前から「汚れあり」で引き渡すような物件は、住んでからも雑な対応をされる可能性が非常に高いです。


5. 古すぎる家具はオーナーの人柄を映す鏡

英国の賃貸物件では、家具付き(furnished)が主流ですが、ここで注意して見てほしいのが「家具の年代感」です。

明らかに20年前のソファや、壊れかけたダイニングチェアが放置されているような物件、これは要注意。

こういう家具をそのままにしているオーナーは、「自分が住む家じゃないからどうでもいい」という自己中心的な考えを持っていることが多く、何かが壊れても「それで我慢して」と言われるリスクがあります。

また、「家具を交換してほしい」と言っても、「それは前の入居者も使っていたから問題ない」などと突っぱねられることも。


6. カーテンとブラインドの“ダサさ”は要注意サイン

意外と見落としがちなのが、カーテンやブラインドの状態です。レースが破れていたり、ブラインドが半分閉まらなかったり、古臭い柄のままだったりしませんか?

こうした細かい部分まで気を配っていない物件のオーナーは、ほぼ例外なく「他も雑」です。

つまり、見えにくい水回りや設備の状態もよく確認されていない可能性が高い。また、住み始めたあとも「その程度で文句言うな」というスタンスで対応されるリスクがあります。


7. 番外編:内見時の必殺チェックリスト

最後に、実際に物件を内見するときのチェックポイントをリストにしておきます:

  • 郵便物の量と整理状況
  • 電気がちゃんとつくか(ブレーカー確認含む)
  • 水道の水圧・温度
  • 壁の汚れ・カビの有無
  • 家具の年式と状態(特にソファとベッド)
  • カーテン・ブラインドの開閉チェック
  • ゴミ箱の臭い(清掃状態の確認)
  • 外の騒音(周辺環境)
  • 隣人の雰囲気(できれば階段や入口で観察)
  • 家主とエージェントの対応の丁寧さ

8. まとめ:ロンドン賃貸は「家主を見る目」がすべて

ロンドンの賃貸物件は、家の見た目だけで判断してはいけません。本当に見るべきは、家主の人柄・管理姿勢・細部への気配りです。

郵便物、電球、ブレーカー、壁、家具、カーテン――これらすべては、“オーナーの人間性”を映す鏡です。大きなトラブルを未然に防ぐためにも、見逃さずにチェックしていきましょう。

「いい家」よりも「いい家主」。ロンドンでの新生活を最高のスタートにするために、ぜひこの記事をブックマークして、賃貸探しに役立ててください。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA