おすすめイギリス映画(クライム映画)

英国生活がおすすめするイギリス映画特集。
今回はクライム映画。
クライム映画というのはその名のとおりCrime(犯罪)に関係した映画です。
イギリスを知るには光の部分を知ることも大事だが闇の部分を知ることも大切。
イギリスのクライム映画は日本のものと少し違い、笑いの要素も必ず入っています。
見終わったあとにどんより暗くなることはなく逆にスカッとします。

LOCK, STOCK AND TWO SMOKING BARRELS (1998)

主人公のエディはポーカーで負け知らず、3人の友達にお金を出資させ闇カジノのポーカーで一儲けを計画する。
闇カジノだけに出入りしているメンバーはもちろん地元のギャング。
エディはその勝負でギャングのボス、ハチェット・ハリーにイカサマされ50万ポンドの借金を背負わされるハメに。
50万ポンドを用意するのに与えられた時間は1週間。
用意できない場合は、エディの父親のパブをとられてしまう。
そんなとき、友人の一人が隣人が薬の売人を襲う計画を立てているのを偶然盗み聞きしてしまい、エディたちはそのお金を盗む計画を立てるが…
クライム映画だが隣人の家に忍び込んだエディがいきなり紅茶を入れ始めたりするというコメディも随所にはいっており、思わず笑ってしまう。
監督はあの「スナッチ」を手掛けたガイ・リッチー。
ガイ・リッチャー独特の流れるようなストーリー展開に息をつく暇もありません。
サントラにはOcean Colour Sean、James Brownなど

TRAINSPOTTING (1996)

舞台は1980年代半ばスコットランドの首都エジンバラ。
不況のなか多くの若者は仕事にもつけず、ドラッグが蔓延していた。
主人公のマーク・レントンもそんな若者のひとり、定職もなく、毎日ドラッグにおぼれていた。
そんなある日ヘロインの密売を持ちかけられ、お金に困っていたマークはその話にのってしまう。
腐った人生から抜け出そうともがく当時の若者をコミカルに描写している。
監督はロンドンオリンピックの開会式をプロデュースしたあのダニー・ボイル
サントラはトランスミュージックの火付け役Underworld
日本では小さな映画館だけで上映された。

Legend (2015)

ロンドン東部で1950年~60年代にかけて幅を利かせていた伝説のギャング、レジー・クレイとその双子の兄弟ロニー・クレイの半生を描いた映画。
とにかくハチャメチャな兄弟がいろいろな犯罪に手を染め、お金と地位を築きあげ、有名ナイトクラブのオーナーまでのぼりつめるのだが…
主人公の双子の兄弟レジーとロニーはあのイギリス人俳優トム・ハーディーが一人二役を演じている。とにかくかっこいい彼の演技がこの映画のいちばんの魅力。


イギリス英語、イギリスの文化を垣間見ることのできる映画。
日本の映画が日本の文化を表現のなかにとりいれているように、イギリス映画も多くのイギリス文化を表現のなかにとりいれている。
LOCK, STOCK AND TWO SMOKING BARRELSのなかで、犯罪をおかしている最中でも紅茶を飲むことは欠かさないという、これがまさにイギリス文化。
イギリス人らしい行動やイギリス人らしい言動を映画のなかから見つけていくのも、英語を勉強するうえでとても大切なことです。
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