
世界が大きく変わる中で、イギリスはEUから離脱し、独自の経済ルールを作りながら新しい時代に進んでいます。金融やテクノロジー、文化などの分野では今も世界の中心地であり、日本を含むアジアとの新しい関係づくりも進められています。
そんな中、日本人起業家にとって、イギリスは今まさにチャンスの場所なのです。
1. イギリスで起業する魅力とは?
1-1. 多様で国際的な環境
ロンドンをはじめ、イギリスの都市にはさまざまな国の人が暮らしていて、外国人によるビジネスも多いです。
英語が通じること、アジアとのビジネスにも理解があることから、日本人にも始めやすい環境が整っています。
1-2. 会社設立が簡単で早い
法人設立の手続きはとてもシンプル。必要な書類と少額の資本金さえあれば、最短1日で会社が作れます。
1-3. 起業支援が充実
エンジェル投資家やベンチャーキャピタルなど、スタートアップへの投資が活発です。政府も「EIS」や「SEIS」といった税制優遇制度で起業を後押ししています。
2. 起業までのステップ
2-1. ビザの選び方
イギリスで起業するには、まず適切なビザが必要です。
- Start-up Visa:革新的なアイデアがある起業家向け。大学や認定団体の推薦が必要。
- Innovator Founder Visa:本格的にビジネスを立ち上げたい方向け。事業計画や資金計画が求められます。
- Skilled Worker Visa + 起業:まず企業に就職し、のちに起業を目指すルートもあります。
✅ ポイント:日本のパスポートを持っていれば短期滞在はビザ不要。現地での市場調査や人脈づくりから始めるのもおすすめです。
2-2. 会社設立の流れ
- 会社形態の選択
→ 一般的なのは「Ltd(有限会社)」。1人でも設立可能です。
→ 個人事業(Sole Trader)もOKですが、信用や税制でやや不利。 - Companies House(登記局)への登録
→ オンラインで£12から。会社名や所在地、役員などを登録。 - 法人銀行口座の開設
→ 銀行によっては審査が厳しいですが、RevolutやWiseなどのオンライン銀行が便利。 - 税務登録(HMRC)
→ 売上が一定以上ならVAT登録や給与システム(PAYE)の登録が必要。
3. 日本人がぶつかりやすい壁とその対策
3-1. 遠慮と自己主張のバランス
イギリスでは、自分の意見やビジネスの価値をしっかり伝えることが重要。「謙虚さ」が悪く受け取られることもあります。
💡 アドバイス:控えめな姿勢は大事ですが、ピッチや商談では「前に出る力」も必要です!
3-2. ネットワーキングが鍵
ビジネスでは人脈が成功のカギ。イベントやMeetup、LinkedInを活用して、積極的に人とつながりましょう。
3-3. 英語の壁
契約書や税務関連の書類には難しい英語が使われます。わからないときは専門家(会計士や弁護士)のサポートを活用しましょう。
4. 成功するためのポイント
4-1. ニッチ市場を狙う
- 日本食:高級和食、発酵食品、ビーガン対応メニューなどが人気。
- ライフスタイル:「禅」や「ミニマリズム」などの日本文化に注目。
- テクノロジー分野:教育、Web3、サステナビリティなど、B2B領域でのチャンスも。
4-2. 現地パートナーとの連携
現地のビジネスパートナーや共同創業者を見つけることで、ビザ取得や市場への適応がスムーズになります。
4-3. 日本とのつながりを活かす
- 越境EC(イギリスから日本へ・日本からイギリスへ)
- 日本企業との提携
- 両国の文化や商習慣を橋渡しするビジネス など
5. 実際の日本人起業家の声
◆ ロンドンで和菓子カフェを経営
「“ニッチすぎる”と言われたけど、インスタ映えする商品を工夫してZ世代に人気が出ました。マーケティングは現地の人に任せて正解でした。」
◆ マンチェスターでTechスタートアップを創業
「最初は資金集めに苦労しましたが、Innovator Visaで支援を受けながら何度もピッチしました。英語で『伝える力』がカギです。」
まとめ:イギリスでの起業は「準備」と「挑戦」
イギリスでのビジネスには、文化の違いや制度の理解といった壁もあります。でもそれを越えれば、日本人だからこそ提供できる価値が生きる場所です。
語学だけでなく、マインド・感覚・人脈の準備をして、ぜひ一歩を踏み出してみてください!
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