一戸建ての種類と特徴
一戸建ての種類
- 日本の戸建てのように完全に独立しているディタッチハウス
- 隣の家とくっついているセミディタッチハウス
- 両隣とくっついているテラスハウス
- 3階建て箱型タウンハウス
- 平屋のバンガローハウス
以上が代表的な戸建ての種類です。
メリット
- 広い庭がある
庭でバーベキューしたり、子供と遊んだり、天気のいい日は日向ぼっこもできます。 - 近所迷惑をあまり気にしなくていい
一戸建ては子どもが騒いだり、家のなかで飛び跳ねたりしてもあまり気にする必要がありません。 - とにかく広いので友達をよべる
寝室が最低でも3つから4つ確保できるので日本から友達をよんでとめてあげることができちゃいます。 - 在宅勤務が楽
寝室がたくさんあるのでそのうちの1つを書斎として利用できます。 - 収納がたっぷり
最近は整理整頓できない主婦が増えてきているようですが、一戸建てなら整理しなくても収納がたくさんあるので当分使わないものは収納にぶちこんでおけばいいだけです。
使っていない部屋を物置がわりにしてもいいのではないでしょうか。
- トイレが2つ以上ある
トイレが2つ以上あるので朝の忙しい時間帯に取り合う必要がなくなります。
デメリット
- 立地が少し不便
一戸建ては基本的に少し駅からはなれた場所にあることが多く、通勤等に不便です。
エリアも都心から少しはなれた郊外になります。 - 家が広いので掃除がたいへん
部屋数が多いので掃除がたいへんです。
ロンドンはリビングルームとダイニングルームはフローリングで寝室は絨毯という家がスタンダードなので寝室は掃除機をかけなければいけません。 - 庭の手入れもやらなければいけない
庭の手入れですが家主さんが手配してくれることもありますが、基本自分たちでやらなければいけません。 - 光熱費が高い
家が広いので冬のあいだ家のなかをあたたかく保つのにガス代が高くつきます。 - 空き巣にはいられる
一戸建ては空き巣にはいられることがあります。
フラットの種類と特徴
フラットとは何かと言いますと、アパートメント、マンション的な集合住宅です。フラットは大きく分けて2種類です。
- マンションタイプのパーパスビルト
- 一見戸建てなのだが中に入るとフラットに分かれているコンバージョン
メリット
- 立地がいい
フラットは基本的に都心に近いエリアにあるのと、駅近、スーパー近だったりします。
ときどきフラットなのに駅遠い、近くにスーパーなしというのがありますが、タワーマンションの1階に住むぐらい意味がないのでそんなフラットはやめましょう。 - 管理が楽
一戸建てにくらべコンパクトなうえ、全面フローリングのところも多いので掃除が楽です。 - 光熱費が安くすむ
居住空間が小さいのとまわりの部屋からの伝熱効果があるので暖房費があまりかかりません。 - 安全
一戸建ての場合ですが、空き巣等の被害がありますが、フラットの場合はそういった被害がほとんどありません。
以前フラットに住んでいて空き巣に入られたひとがいましたが、原因は単なる鍵の閉め忘れでした。
そんなひとはどこに住んでも空き巣に入られます。
おそらくカフェでトイレにいくときにカバンを席に置いていくタイプなのではないでしょうか。 - 管理人がいる
フラットによっては管理人さん(ポーターさん)がいたりするので不在時に荷物が届いても安心です。
デメリット
- 狭い
フラットは基本的に寝室が2つか多くても3つなので日本から友達や家族が遊びにきたときにとめてあげることができません。 - 在宅勤務に不向き
部屋数が少ないので在宅勤務には向いていません。
寝室かリビングルームで仕事することになります。 - 隣の音が気になる
フラットでも最近の新しめのフラットは壁や天井が薄くつくられているため隣の音がけっこう気になります。
週末にパーティーなどされた日には最悪です。 - エレベーターがよく故障する
ロンドンのフラットは築年数が古いものが多く、エレベーターがけっこうな頻度で壊れます。
そのたびにエレベーターが1週間とか普通に使えなくなります。
日本でマンション住まいのひとはフラット、一戸建てに住んでいるひとは戸建て
正直なはなし住みなれた家のタイプに住むのがいいと思います。
「せっかく海外にきてるんだから日本では住めないいわゆるイギリスの天井が高い一戸建てに住んで奥様友達をよんでアフタヌーンティを楽しみたい!」とか寝ぼけたことを言っている奥さんを持っている旦那さまご愁傷様です。
冗談はさておき、新型コロナウィルスで在宅勤務が増え、週末をふくめほとんどの時間を家で過ごされていることと思います。
今後1年ぐらいはこの生活が続くかと思っています。
奥さんと子どもがいるひとは少し郊外でもいいので広めの一戸建てに住んでゆとりのある在宅勤務をされてみてはいかがでしょうか。
コメント