ロンドンをはじめとする複数の都市で暴動が発生し、1,000人以上が逮捕されました。驚くべきことに、その中には12歳の少年も含まれていました。この少年が自らの意志で暴動に参加したのか、周囲に流されて参加したのかは不明ですが、そもそもなぜ英国には右寄りの人が多いのか考えてみましょう。
極右政党の存在感
英国にはBritish National Party(BNP)、少し前にはThe United Kingdom Independent Party(UKIP)、そして北アイルランドのThe Democratic Union Partyなど、右寄りの政党がいくつも存在します。こうした政党には影響力を持つ政治家が所属しており、ナイジェル・ファラージ議員などはその代表格です。彼は英国のEU離脱の立役者として、一部地域ではまるで英雄のように崇拝されています(彼の壁にポスター貼ってる人もいたりして?)。
教育レベルと極右思想の関係
興味深いことに、極右思想はロンドンのような大都市では少なく、郊外やいわゆる田舎の貧困層が多い地域で強く見られます。その理由の一つとして、教育レベルの低さが挙げられます。都市部では、多様な人々が集まり、教育の質も高く、多くの学校では多様性を尊重した教育が行われています。それに対して、地方の学校では、待遇が良くないため優秀な教師が集まりにくく、教育も単一文化に偏りがちです。結果として、異文化への理解が不足し、「外の世界」を知らない人々が増えるのです。
怒りと暴動の関係
今回の暴動で浮かび上がったのは、英国には怒りを抱えた人々が多いという事実です。暴動を引き起こす人々とは一体どのような人たちなのでしょうか? 世界中の人々が何かしらの不満を抱えて生きていますが、暴動を起こすほどの怒りを持つのは一部の人々だけです。仕事がない、お金がない、子どもが非行に走っている、そして中東からの移民が我が物顔で闊歩している―そんな現状が、彼らの怒りを増幅させているのです。
日本でも起こりうる事態?
日本に住んでいる皆さん、「対岸の火事」と思っていませんか? しかし、少子化が進み、税収が減少し、日本が経済的に困窮したとき、政治家が考えることは移民の受け入れかもしれません。世界中には、日本に住みたいと考える人々が大勢います。もし彼らを日本政府が受け入れたら、日本も英国のような状態になる可能性があります。地方の町で外国人が我が物顔で闊歩する―そんな未来が、もしかしたら待っているかもしれません。
想像してみてください、その光景を。いや、もしかしたらそれは「悪夢」かもしれませんが。
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