最近、世界ではイランや中東をめぐる緊張が高まっています。
ニュースでは戦争の話や石油価格の話がよく出てきますが、実はこの2つはとても深く関係しています。
ここでは、少し難しい話をとても簡単に説明します。
石油は世界で一番大事なもの
石油というとガソリンを思い浮かべる人が多いですが、実はそれだけではありません。
石油は
- トラック
- 飛行機
- 船
- 電気
- プラスチック
- 食べ物を運ぶ
- 肥料
- 建物の材料
など、世界のほとんどのものに関係しています。
つまり、
石油が高くなる = ほとんど全部の値段が上がる
ということです。
石油が高くなると世界はどうなる?
石油が高くなると、次のようなことが起こります。
- ガソリンが高くなる
- 物を運ぶお金が高くなる
- 食べ物が高くなる
- 電気代が上がる
- 物の値段が全部上がる
- 人がお金を使わなくなる
- 会社が儲からなくなる
- 景気が悪くなる
- 失業が増える
つまり、
石油価格が高くなると世界の景気が悪くなります。
専門家の中では
石油が1バレル150ドルくらいになると世界不況の可能性がかなり上がる
と言われています。
なぜ150ドルが危ないのか
昔、2008年に石油の値段が147ドルまで上がりました。
そのあとに起きたのがリーマンショックという大きな経済危機です。
そのため、多くの専門家が
150ドルは危険ライン
と考えています。
英国生活サイトが考えるシナリオ
ここからは英国生活サイトの考えです。
これはニュースではなく、あくまで一つの考え方です。
もし石油の価格がどんどん上がって150ドル近くになった場合、
世界の多くの国は景気が悪くなり、とても困ることになります。
イギリス、日本、ヨーロッパなどは石油を輸入している国なので、
石油が高くなると国全体が貧しくなってしまいます。
そうなると各国はこう考えます。
「このまま石油が高いままだと自分の国の経済が壊れてしまう」
つまり
戦争に反対と言い続けることができなくなる可能性があります。
No Choice(選択肢がない)という状況
もし石油価格が高騰し続けて世界の景気が悪くなった場合、
多くの国は
- 戦争に参加しない → 自分の国の経済が壊れる
- 戦争に参加する → 石油問題が解決する可能性
という選択になります。
つまり
「戦争に参加したくないけど、参加するしかない」
という状況になります。
これを
No Choice(選択肢がない)
と言います。
最終的にどうなるか
この考え方では、最終的に
- アメリカ
- イスラエル
- ヨーロッパ
- イギリス
- 日本
など多くの先進国が、
自分の国の経済を守るために戦争に参加せざるを得なくなり、
最終的には多くの国がイランと戦うことになる可能性がある
というシナリオです。
まとめ
とても簡単にまとめるとこうです。
- 石油は世界で一番大事
- 石油が高くなると世界の景気が悪くなる
- 150ドルくらいになると大きな不況の可能性
- 石油が原因で世界が困る
- 困った国は戦争に参加せざるを得なくなる
- 「戦争に参加したくないけど参加するしかない」
- これが No Choice の状況
最後に
これは未来の予想の一つで、必ずそうなるというわけではありません。
しかし、世界の政治・戦争・石油・経済はすべてつながっているため、
石油の価格はとても重要なポイントになっています。
世界では株価よりも石油価格の方が重要だと言う専門家もいるほどです。
これからニュースを見るときは、
戦争のニュースだけでなく、石油の値段も一緒に見てみると
世界の流れが少し分かるようになります。
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