「I love you」というフレーズですが、ただ単に「愛している」という意味ではあるのですが、使う相手によって意味が若干変わってきます。
日本語の「愛している」というのも相手によって違うのと似ているのではないでしょうか。
- 親が子に対して言う「愛している」
- 恋人に対して言う「愛している」
- 夫婦間での「愛している」
いろいろなタイプの「I love you」がありますので、1つずつ解説していきます。
相手によって意味が大きく違う
親と子の間での「I love you」
まず親が子に対して言う、または子が親に対して言う「I love you」ですが、電話で会話をしたあと最後に「Love you」ということが多いですね。
この場合は「I」を省略して「Love you」だけです。
恋人同士での「I love you」
恋人に対していう「I love you」は何かの記念日に花束を渡すタイミングで言ったりします。日本のカップルと同じで付き合いはじめの頃は頻繁に言うが、付き合いが長くなってくると義務的な感じになります。
義務的な感じになりはしますが、言い続けることに意味があるのではないでしょうか。
友達以上、恋人未満のときの「I love you」
まだ付き合っていない相手に「I love you」を言うのは勝負に出るときですね。
相手の気持ちがいまだにわからない、でも自分がその相手と付き合いたい、次のステップにすすみたいと思っているときに「I love you」を言うことが多いですね。
まさに日本人の「付き合ってください」に相当する「I love you」ではないでしょうか。
夫婦間での「I love you」
夫婦間で使う「I love you」は親と子の間のものと、恋人同士のものを合わせた感じです。
電話の会話の最後に「Love you」と必ず言いますし、結婚記念日や誕生日にプレゼントをあげたりするタイミングでも言ったりします。
「I love you」と「I like you」のちがいは?
イギリス人は基本的に気持ちをストレートに言わないひとが多いですが、「I like you」は頻繁に使います。
ただ、「I like you」に関してはとてもカジュアルで「友達として好き」という意味でもよく使われます。
ですので「I like you」と言われても間に受けないほうがいいかもしれません。
もし「I have feelings for you」と言ってきたら、友達としてではなく異性として気になっているということです。
女性からアプローチしても問題なし
女性からアプローチすると男性が引いてしまうのではないかと思っているかたもいるのではないでしょうか。
特に気にする必要はありません。
あなたの気持ちをまず伝えないと相手はあなたに気持ちを伝えてこないこともあります。
イギリスの男性はシャイなひとも多く、相手も相手であなたが何を考えているかわからないので一定の距離を保つ傾向にあります。
それでなくともイギリス人は敷居が高いと言われていて、同性同士でもなかなか深い関係にはなりません。この深い関係というのは友だちとしてです。
男女関係は言葉ではなくフィーリングがいちばん大事
言語の問題は時間がたてば解決できます。
もしあなたが将来イギリス人の男性、女性と恋愛し結婚をしたいと考えているのでしたら、とにかく一緒にいて楽しいということと自分の気持ちを正直に言えるひとにすることをおすすめします。
見た目がかっこいい、かわいいひとも年をとると髪の毛がうすくなったり、太ってしまったりし外見的な魅力はなくなっていきます。
ただ、一緒にいて楽しいという感情は年をとってもあまり色あせることはありません。
あと、正直に自分の気持ちをぶつけることというのは大切です。
好きとかいう気持ちを伝えるのも大事ですが、もし相手が自分の嫌いなことをしたときにはっきりと嫌いといえるかがとても大事です。
嫌いと言えないことは我慢することになりストレスになります。
ストレスが蓄積されると相手に対する愛もいつかは冷めてしまいます。
確かに言葉が理解できると相手の考えが理解できると思いがちです。
では日本人同士、イギリス人同士はみな幸せな結婚生活をしているのかというと皆さんもご存じのようにそんなことありません。
私は昔から気の合った相手がいた場合、出会ってから数分後には意気投合していました。
つまり、好きとか嫌いという感情は相手のことを良く知るずっと前にすでに心の中にわきおこっているものなのではないでしょうか。
それは相手がなに人であろうと同じことだと信じています。
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