イギリスの警戒レベルがここにきてあがる理由

ワクチン接種が急ピッチで進行中のはず すでに1200万人以上じつに総人口の18%が1回目のワクチン接種を終えて多くの国民が長いトンネルからぬけだすことを思い描きはじめてきました。しかし、政府からロックダウンの解除や学校の再開の具体的な話はまだでてきていません。ジョンソン英首相は、ロックダウン解除の話をするのはまだ早すぎると言っています。 イギリス人旅行者への規制を強化 政府は今までうやむやにしてきた旅行者への規制を強化することを発表しました。詳しい内容ですが、イギリス政府が指定した33ヵ国の危険エリアにイギリス入国日前10日以内に渡航歴のあるひとは1750ポンドを支払い10日間の自主隔離を政府の用意したホテルでするというものです。もし、渡航履歴に関してウソをついた場合は、最高で10年の懲役刑にかせられます。つまり犯罪者としてあつかわれるということです。すべての入国者ではなくイギリスまたはアイルランドに住んでいるひとだけが対象となっております。 指定された33ヵ国とは さて気になる危険な33ヵ国ですが、どういった国が含まれているのでしょうか。 アンゴラ アルゼンチン ボリビア ボツワナ共和国 ブラジル ブルンジ共和国 カーボベルデ共和国 チリ コロンビア コンゴ エクアドル エスワニティ フランス領ギアナ ガイアナ共和国 レソト マラウイ モーリシャス モザンビーク ナミビア パナマ共和国 パラグアイ ペルー ポルトガル ルワンダ セーシェル共和国 南アフリカ スリナム タンザニア アラブ首長国連邦 ウルグアイ ベネズエラ ザンビア ジンバブエ 海外からの入国者への規制は? 海外からイギリスへ入国するひとに対してはコロナウィルスの陰性証明が義務付けられています。検査は入国日前の3日以内に行われたものにかぎられます。もし、証明書を持っていない場合はですが、500ポンドの罰金となります。このイギリス入国者の規制の対象はイギリス人、またすでにワクチン接種をしたひとも含まれています。 ブラジルやアフリカで発見されている変異種を警戒 イギリスの専門家がブラジル、南アフリカで発見されている変異種に対して警鐘をならしています。ワクチンは問題なく効果があると言っていますが、少し疑わしいですね。1度目のロックダウンが解除されたとき、数百万人のイギリス人が旅行にでかけ帰国と同時に感染が拡大したので同じあやまちをおかさないように国民に警告しているのだと思います。いずれにせよ旅行に行くのはいまは我慢したほうがよさそうです。

ワクチン接種の優先順位のほんとうの理由

イギリスではじまった新型コロナウィルスのワクチン ファイザー製薬が開発したものとアストラゼネカがオックスフォード大学と共同で開発したものの2種類あります。 ファイザー製薬のワクチンファイザー製薬のワクチンにかんしては「アナフィラキシー反応」という強いアレルギー反応が出るという問題がすでにでているようです。マイナス70℃で保管する。2回の接種が必要。1回目の接種から最低2週間おかないと2回目の接種ができない。ワクチンの効果は52%~95%。 アストラゼネカのワクチンアレルギー反応にかんしてはまだ接種がはじまったばかりなので不明。通常の温度で保管できる。2回接種が必要。ワクチンの効果は70~90%。 ワクチン接種を受ける順番 ワクチン接種の優先順位は老人ホームに入所しているひとと老人ホームで働くひと、次に80歳以上のひとと続きます。 老人ホームに入所しているひととその施設で働くひと 80歳以上のひと。病院で働くひとや医療従事者。 75歳以上のひと 70歳以上のひと。病気でかなり弱っているひと。 65歳以上のひと。 16~64歳のひとでコロナに感染したら重症化する可能性が高いひと。 60歳以上のひと。 55歳以上のひと。 50歳以上のひと。 ご年配のかたからです。イギリス政府の説明によるとお年寄りが感染した場合に死にいたる可能性が高いから最初に接種するといっています。この優先順位おかしいと思いませんか? 私の考えるワクチン接種の優先順位 医療従事者(医者、看護師、老人ホームの職員) 電車やバスの運転手、タクシーの運転手 病気をもっている若者 外にでて働かなければいけないひと(飲食店で働くひとも含む) 外出して多くのひとと接しなければいけないひとがワクチン接種を最初に受けるべきだと思います。 感染の可能性をつぶすためにワクチンを接種 老人ホームに住むお年寄りがウィルスに感染したのは誰かが老人ホームにウィルスをもちこんだからでお年寄り自身がひとごみにいって感染したわけではありません。老人ホームはいまだに面会謝絶になっているので家族から感染することはありません。おそらく老人ホームで働いている若いひとがひとごみで感染して老人ホームにもちこんだと考えるのが自然です。つまり老人ホームで働くひとにだけワクチンを接種すれば老人への感染は防げます。では老人ホームでなく自宅で生活するお年寄りはどうでしょうか。学校が冬休みにはいるころから感染者が急激に増えたことから自分の子どもか孫から感染したと考えるのが自然です。つまりワクチンは子どもや孫に接種すればお年寄りへの感染は防げます。私は別にお年寄りがどうなってもいいと言っているわけではありません。多くのひとがワクチンをお年寄りに接種することで世界が救われるみたいに思いこまされています。ワクチンの本来の使用目的はどうやったら感染を広げないようにするかということです。そして人々が感染の不安なく仕事に行けるようにすることです。 大手製薬会社のひとの話 ワクチン接種の順番について大手製薬会社につとめるひとに私の意見をぶつけてみました。私の話をだまって聞いていたそのひとは以下のことを教えてくれました。今回の新しく開発されたワクチンは治験の期間が十分ではないのでどういった副作用や障害がでるかわからない。妊婦さんなどに接種できないのはそういった理由からだそうです。もし万が一ワクチン接種後に副作用で後遺症がのこってしまったり最悪死んでしまったとします。それが妊婦さんや若いひとや子どもだった場合に製薬会社が受けるダメージは甚大なものとなります。おそらく倒産においこまれるでしょう。しかしお年寄りや病気持ちのひとが死んでしまった場合に言い逃れができます。つまりお年寄りでワクチンの効果をテストしているのだそうです。あくまで私の聞いた話です。信じるか信じないかはあなたしだいです。