日本酒を含む日本産酒類の専門店「SAKE COLLECTIVE」

2月に行われたYummy Sake tasting eventに続き、MIRAI SAKE INTERNATIONAL LTD はロンドン東部にて、日本酒を含む日本産酒類の専門店(SAKE COLLECTIVE)を8月末のグランドオープンに先駆け、プレオープンした。
108種類の商品を32の酒蔵から輸入し、英国においては最多の日本酒を取り扱っている。
また、今後店内に設けられる予定のバーは、日本酒の専門家で英国の世界的教育機関であるWSET (Wine & Spirit Education Trust)の日本酒講座資格設立マネージャーも務める、菊谷なつき氏監修のもと、30種類以上のドリンクを楽しむことができる。

この店舗はSpitalfieldsとShoreditchの間にあるCommercial Streetに位置し、グランドオープンまでのプレオープン期間中は全商品を10%OFFで販売している。
また、英国全土に商品発送可能なオンラインストアも開設したため、SAKE COLLECTIVEのお酒をグランドオープン前に一足早く楽しむことができる。
近年、日本食は空前の人気を誇っており、既に3つの酒蔵が英国で開業している。
SAKE COLLECTIVEは、そういった日本食に興味を持っている人々がより多くの種類の日本酒を、日本に実際に足を運ばずとも楽しむことを可能にする。

「現在、日本で生産されている日本酒のわずか5%のみが海外に輸出されています」とCEOの山本祐也氏は語る。
また、「私たちは、酒造りに情熱的で伝統的な手法を重んじ、新しいことに挑戦的な酒蔵さんが作る、本当に良い日本酒が英国でも手に入りやすくなる様にしたいと思っています」と英国での事業開始に向けた熱い想いを語る。

山本氏は酒造りに情熱的な酒蔵を見つけ出すために日本中をまわり、それらの酒蔵と直接的な関係を結ぶことに成功した。そうすることで選りすぐりの、より興味深い日本酒を販売することとができ、既存の日本酒店との差別化を図ることができた。
また、各酒蔵と直接的な取引を行うことで英国に日本酒を輸出する際にかかる仲介費を抑えることができた。
SAKE COLLECTIVEは、多種多様な日本のお酒をリーズナブルな価格帯で提供するだけでなく、日本酒初心者の方にとっても日酒に親しみやすい場を提供するというビジョンを持っている。
SAKE COLLECTIVEは人工知能とブラインドテイスティングを融合させたアプリ「Yummy Sake」を用いて、取り扱っている日本酒を12種類の味覚タイプに分類する。
これを元に、各商品にマッチするYummy Sake タイプの色彩豊かなロゴステッカーがそれぞれ貼られる。
消費者は「Yummy Sake」を通して、難しい日本酒用語を知らずとも自分好みの味覚タイプを見つけ出すことができるようになる。
SAKE COLLECTIVEに関する詳しい情報については、下記インスタグラムアカウントから入手可能だ。

インスタグラム:@sakecollective_uk
メールアドレス:info@sakecollective.uk

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