イギリスへの引っ越しは賢明な選択か

現在の感染状況

新型コロナウィルスの感染者 397万人以上
新型コロナウィルス関連での死者の数 10万人以上

コロナ入院患者 3万4千人以上
人工呼吸器を使用している重症患者 3800人以上

1回目のワクチン接種を受けたひと 850万人以上
2回目のワクチン接種を受けたひと 48万人以上shou

上の数字をみて、危険だと判断されるかどうかはあなた次第です。
素人目にみても驚異的な数字でなないかと思います。

自分さえ気をつけていれば大丈夫という考えは通用しない

必ずマスクをする、頻繁に手を洗う、密をさけるということをしていれば感染は防げます。
それは日本のようにまわりに常識をもったひとがいるというのが大前提になっています。
イギリスでそんな考えが通用すると思わないで下さい。
イギリス、特にロンドンはいろいろな国からの移民が多く、白人のイギリス人の割合は全体の40%しかいません。
つまり、各国のひとがそれぞれの常識をもっています。
数カ月前に仕事でケニア人と絡むことがあって、そのケニア人との会話の内容ですが以下のとおりです。

ケニア人「コロナウィルス信じてる?」
私「どういうこと?」
ケニア人「本当はコロナウィルスなんて存在しないと思っている。」
私「誰かがつくりあげたってこと?」
ケニア人「そう」
私「実際多くのひとが死んでいるし、知り合いも感染したからあると思う。」

このやりとりがあったのが、イギリス国内ですでに7万人以上の死者を出していた時期です。
まわりにこういうひとがいると思うと怖くなります。

旅行者への規制いっさいなし

イギリスはコロナパンデミックが始まってから一度も海外への渡航を規制していません。
感染者が急増し始めた12月初旬にアメリカのロサンゼルスから知り合いのひとがロンドンに来ました。
空港で14日間の隔離をするようにいわれ、連絡先と滞在先の住所を聞かれたそうですが、特に連絡も誰からもこなかったそうです。

また、今年の1月中旬にヒースロー空港が旅行者で混雑するというのがニュースになっていました。

実際のニュースの記事はこちら

海外からやってくる感染者

イギリスは年間約13万人の難民を受け入れています。
コロナパンデミック中も数が減少したものの難民の受け入れは止まっていません。
主な国はイラン、アルバニア、イラク、エリトリア。
それぞれの国の感染者の数は以下のとおりです。

イラン:141万7千人
アルバニア:7万7千人
イラク:61万8千人
エリトリア:2135人

特にイランからの難民は毎月のように入ってきています。
発展途上国へのワクチン接種は年内ほぼないと言われています。
つまり、イギリスがいくらワクチン接種を急ピッチですすめても他の諸外国からの感染者を止めないことには焼け石に水状態です。

若い世代の感染者が重症化している?

若い世代のコロナ感染者で重症化したり入院しなければいけないというケースが第一波のときよりも増えているという結果がロンドンのインペリアル大学の調査によって判明しました。
ただ、感染者全体へ占める割合は第一波のときとほぼ同じで、全体が増えたことにより若い世代の感染者で重症化するひとも出てきたとみるのが現段階では妥当です。
いずれにせよ若いからといって安心していてはだめだということです。

病院の状況を考えると

異国の地へきていちばん心配なのは健康状態です。
交通事故にあってケガをした、急に具合がわるくなったとき日本でしたら行きつけの病院があるので安心です。
イギリスでも病院ヘは定期的にお世話になることがあると思います。
コロナでの入院患者の数がすでに3万4千人を超えています、これは第一波のときよりも80%以上多くイギリスの各病院は間違いなくひっ迫しています。
コロナだけが病気ではなく、他にも病気になる可能性はあります。
そのとき、医療がひっ迫しているイギリスではコロナ患者以外とくに外国人はあとまわしにされる可能性が大です。

どうしてもということであれば単身での渡航

仕事でどうしてもイギリスに引っ越しをしなければいけないというひとは、家族帯同ではなく単身でのお引っ越しを強くおすすめします。
新型コロナウィルスの歴史はまだまだ浅く、さらにウィルス自体が進化を続けています。
今後どういった影響を人体に及ぼすかというのは誰にもわかっていません。
いまイギリスにくるということは戦場にいくのと同じレベルだと思ってください。
あなたは戦場に家族を連れていきますか?

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